分散化する90年代アイドル①『CMガール』

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1980年代終盤以降、理由は分かりませんがCM出演から一躍スターダムに駆け上がる女性芸能人が増え始めます。(結局、理由も考察したので以下でご覧ください)
本来、CMとしての宣伝効果を狙うなら新人芸能人より既に著名な芸能人を使ったほうが効果的なはずですが、CMの構成などによっては新人芸能人を使ったほうが上手くハマるケースもあるようです。
こういった手法は以前からあったでしょうか、1980年代終盤以降から明らかに増えていきます。
例えば、

宮沢りえが出演した『三井のリハウス』(1987年)
深津絵里が出演したJR東海の『クリスマス・エキスプレス』(1988年)※
※正確には『ホームタウン・エクスプレスのクリスマス編』で、後に『クリスマス・エキスプレス』と名を変え継続された。

などがその代表例です。
ということで、1990年代(1980年代終盤や2000年代初頭の90年代アイドルが出演したCMを含む)にCMで注目されて一気にメジャーとなった女性芸能人(アイドル)たちを、ここで一気に紹介します。

目次

※2021年3月19日、『女性アイドルがよく出演しているCMとその出演者の一覧』と『1990年代以降に有名となるCMタレントが増えた理由』の項目を追記。

CMに出演して話題になった90年代アイドルの一覧

アイドル名商品名/CM名企業名放送年
高岡早紀①マドラス
②フルーツインゼリー
①マドラス
②ハウス食品
①1988年
②1990年
牧瀬里穂クリスマス・エクスプレスJR東海1989年
坂井真紀①三井のリハウス
②絶対にキレイになってやる
①三井不動産販売
②TBC
①1990年
②1992年
安達祐実咖喱工房(具が大きい)ハウス食品1991年~1995年
一色紗英①三井のリハウス
②ポカリスエット
①三井不動産販売
②大塚製薬
①1991年~1992年
②1992年~1994年
篠原涼子必ず聞こえてくる歌ファミリーマート1991年
東京パフォーマンスドール①メガネスーパー
②プリッツ
江崎グリコ①1991年~1992年
②1992年~1993年
遠山景織子南アルプスの天然水サントリー1993年
中谷美紀※キリンレモンキリンビバレッジ1992年
水野美紀ルシェリ (ねえ、チューして)KOSE1992年
早勢美里南アルプスの天然水(先生、キスしたことありますか?)サントリー1993年
吉本多香美クリスマス・エクスプレスJR東海1993年
今村雅美ポッキー(ポッキー四姉妹)江崎グリコ1993年~1996年
SUPER MONKEY’Sシリアルアイス※ロッテ1993年~1994年
瀬戸朝香ルシェリKOSE1993年
藤谷文子三井のリハウス三井不動産販売1993年~1994年
宝生舞ロッテガム※ロッテ1993年~1996年
小沢真珠プリッツ江崎グリコ1994年~1995年
坂下千里子冬に目覚める天使たちへアルペン1994年~1995年
榎本加奈子雪見だいふくロッテ1995年
遠藤久美子ちょっといい?マクドナルド1995年
北浦共笑私脱いでもすごいんですTBC1995年
中山エミリポカリスエット大塚製薬1995年~1996年
広末涼子①クレアラシル
②ポケットベル※
①レキットベンキーザー
②NTTドコモ
①1995年
②1996年~2001年
岡本綾南アルプスの天然水サントリー1997年~1999年
池脇千鶴三井のリハウス三井不動産販売1997年~1999年
藤崎奈々子彼女が付き合っているのは?マツモトキヨシ1997年
加藤あいポケットベル※NTTドコモ1998年~2006年
田中麗奈なっちゃんサントリー1998年~2001年
優香マツキヨなしでは生きていけないマツモトキヨシ1998年
後藤理沙①ポカリスエット
②ローソンは始めてる
①大塚製薬
②ローソン
1999年
鈴木杏①ローソンは始めてる
②ポカリスエット
①ローソン
②大塚製薬
①1999年
②2000年
三田あいり爺とお姫様プロミス1999年
山口もえ何でも欲しがるマミちゃんマツモトキヨシ1999年
中島礼香女の子の言いなりマツモトキヨシ2000年
小野真弓はじめてのアコムアコム2002年

※中谷美紀が出演した『キリンレモン』のCMは、『KEY WEST CLUB』として出演
※SUPER MONKEY’Sは、『シリアルアイス』のCM後もロッテのCMに出演
※宝生舞は、『ロッテガム』のCM後もロッテのCMに出演
※広末涼子は、『ポケベル』のCM後もNTTドコモのCMに出演
※加藤あいは、『ポケベル』のCM後もNTTドコモのCMに出演

以上、CMで一躍有名になったアイドルの一覧でした。

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女性アイドルがよく出演しているCMとその出演者の一覧

まとめついでに、女性アイドルや若手女優などが定番で出演するCMとその出演者を調べてみたので、以下ご覧ください。

※まとめるのは、女性アイドル及び若手の女性タレントなど女性アイドルに類する人で出演が判明しているケースのみとなります。
※CMという特性上、出演終了時期は不明なので出演開始時期のみを記載します。

キリンレモン(キリンレモンサービス→キリンビバレッジ)

古くから若い女性タレントが出演する炭酸飲料のCMとして知られ、ジョジ後藤までは『◯代目さわやかさん』と呼ばれていた。

【歴代出演者の一覧】

ジュディ・オング:1966年~
榊原ルミ:1971年~
サンドラ鈴木:1973年~
三浦リカ:1975年
片平なぎさ:1977年~
中島はるみ:1979年~
ジョジ後藤:1982年~
中原理恵:1983年~
南野陽子:1985年~
新田恵利:1986年~
田中律子:1991年~
KEY WEST CLUB:1992年~
稲森いずみ:?年~
ともさかりえ:?年~
ブレンダ:2006年~
浦浜アリサ:2007年~
佐久間由衣:2018年~
上白石萌歌:2020年~

ルル(三共→第一三共ヘルスケア)

アイドルと縁も所縁もなさそうな風邪薬のCMだが、なぜか昔からアイドルや若手女優が出演することが定番となっている。

【歴代出演者の一覧】

山口いづみ:1972年~
松坂慶子:1973年~
早乙女愛:1974年~
大竹しのぶ:1975年~
三田寛子:1984年~
富田靖子:1989年~
石田ひかり:1993年~
遠藤久美子:1997年~
竹内結子:2002年~
木村佳乃:2004年~
有村架純:2015年~

プリッツ(江崎グリコ)

山口百恵の出演以降、アイドルを含む若手女性タレントが出演することが定番となっているお菓子のCM。
味付けの種類によって出演者が分かれている場合もある。

【歴代出演者の一覧】

山口百恵:1974年~
榊原郁恵:1978年~
榊原郁恵&能瀬慶子:1979年~
少女隊:1985年~
菊池桃子:1985年~
ポピンズ:1986年~
坂上香織:1987年~
ちはる:?年~
和久井映見:1990年~
船田幸:?年~
東京パフォーマンスドール:1992年~
深津絵里:?年~
水野真紀:1993年~
小沢真珠:1994年~
篠原涼子:1995年~
片瀬那奈:1999年~
FLIP-FLAP:2000年~
松浦亜弥:2002年~
前田綾花:2003年~
綾瀬はるか:2008年~
川島海荷:2010年~
シシド・カフカ:2013年~
石橋けい:2014年~
菜々緒:2018年~
一色紗英:2019年~

ポッキー(江崎グリコ)

上記のプリッツから派生したチョコレート菓子のCMで、岡田奈々の起用以降、女性アイドルや若手女優の出演が定番となっている。

【歴代出演者の一覧】

岡田奈々:1975年~
山口百恵:1976年~
倉田まり子&熊谷美由紀:1979年~
松田聖子:1980年~
菊池桃子:1985年~
本田美奈子:1986年~
南野陽子:1988年~
牧瀬里穂:1990年~
牧瀬里穂&加藤紀子:1992年~
松雪泰子:1993年~(シリアルポッキー)
清水美砂、牧瀬里穂、中江有里、今村雅美:1994年~
吉川ひなの:1996年~
常盤貴子:1996年~
奥菜恵:1996年~
牧瀬里穂:1998年~(ショコラポッキー)
上良早紀:1998年~(つぶつぶいちごポッキー)
田中麗奈&本上まなみ&末永遥:1998年~
モーニング娘。:2000年~
松浦亜弥:2004年~
松浦亜弥、石原さとみ、仲間由紀恵、柴咲コウ:2004年~
新垣結衣:2006年~
新垣結衣&高瀬友規奈:2007年~
忽那汐里:2008年~
忽那汐里&益若つばさ:2008年~
忽那汐里&IMALU:2008年~
武田玲奈:2016年~
南沙良&宮沢りえ:2018年~

フルーチェ(ハウス食品)

発売以来、女性アイドルや若手女優が出演することが定番となっているミルクデザートのCM。
近年は女性タレントの目立った出演はない。

【歴代出演者の一覧】

野中小百合:1976年~
アグネス・ラム:1976年~
岡田奈々:1977年~
武田久美子&山本美津子:1981年~
北原佐和子:1982年~
徳丸純子:1983年~
早見優:1985年~
早見優&石川秀美:1987年~
西田ひかる:1988年~
一色紗英:1998年~
今井絵理子:2000年~
中山エミリ:2001年~
ZONE:2002年~
加賀美玲奈:2004年~
上野樹里:2005年~
AAA:2007年~(パウチタイプ)
志田未来:2007年~
山下リオ:2008年~
川田希:2009年~
宮崎香蓮:2013年~

Ban(ライオン)

スプレー式の制汗剤を中心にしたCMで、女性アイドルや若手女優が出演することが定番となっている。
Ban16やBanセレクトなどと名前を変えながらメイン商品のガススプレー式制汗剤を発売していたが、近年はガススプレー式制汗剤はラインナップにない模様。

【歴代出演者の一覧】

石野真子:1978年~
井森美幸:1985年~
橋本美加子:1985年~(Banミシェル)
江戸真樹;1986年~
富田靖子:?年~
酒井法子:1988年~
蓮舫:1991年~
安室奈美恵:1993年~
瀬戸朝香:1995年~
酒井美紀:1997年~
榎本加奈子:?年~
片瀬那奈、後藤理沙、椎名法子:2000年~
後藤真希:2003年~
大塚愛:2005年~
LIZA:2007年~
ほしのあき:2008年~
加藤ローサ:2009年~
藤井リナ:2011年~
富永愛:2012年~
道端アンジェリカ:2013年~
トリンドル玲奈:2014年~
沢尻エリカ:2016年~
中村アン:2018年~
泉里香:2020年~

パナップ(江崎グリコ)

発売以来、女性アイドルや若手女優が出演することが定番となっているアイスクリームのCM。

【歴代出演者の一覧】

白石まるみ:1978年~
比企理恵:?年~
松田聖子:1983年~
芳本美代子:1985年~
小沢なつき:1988年~
桜井幸子:1989年~
牧瀬里穂:1991年~
神田沙也加:2002年~
藤本美貴:2003年~
仲間由紀恵:2005年~
加藤ローサ:2006年~
石原さとみ:2008年~
吉高由里子:2010年~
芦田愛菜:2018年~

ガーナチョコレート(ロッテ)

アイドルブームの1980年代に女性アイドルを採用して以降、女性アイドルや若手女優が出演することが定番となっているチョコレートのCM。
母の日限定のCMが作られるなど、下記出演者以外の人が出演する特別バージョンのCMもよく作られている。

【歴代出演者の一覧】

松本伊代:1981年~
松本典子:1984年?~
小泉今日子:1985年~
内田有紀:1994年~
深田恭子:1997年~
長澤まさみ:2006年~
長澤まさみ&榮倉奈々:2008年~
長澤まさみ&武井咲:2011年~
広瀬すず&土屋太鳳&松井愛莉:2014年~
浜辺美波、久間田琳加、山田杏奈:2018年~

雪見だいふく(ロッテ)

発売以来、女性アイドルや若手女優が出演することが定番となっているアイスクリームのCM。
榎本加奈子を一躍有名にした。

【歴代出演者の一覧】

伊藤つかさ:1982年~
中山美穂:1987年~
榎本加奈子:1995年~
加藤あい:2000年~
矢野櫻:?年~
安西ひろこ:2001年~
浜田翔子:2004年~
小倉優子:2005年~
小倉優子&荒川静香:2006年~
榮倉奈々:2010年~
土屋太鳳:2015~

クノールカップスープ(味の素)

アイドルブームの1980年代に女性アイドルを採用して以降、女性アイドルや若手女優が出演することが定番となっている即席スープのCM。

【歴代出演者の一覧】

石川ひとみ:1983年~
小泉今日子:1986年~
観月ありさ:1994年~
広末涼子:1996年~
内山理名:2001年~
宮崎あおい:2002年~
鈴木杏:2005年~
長澤まさみ:2006年~
川口春奈:2014年~
永野芽郁:2019年~

ジャイアントコーン(江崎グリコ)

プロレスラーのジャイアント馬場とアイドルが共演することで話題となったアイスクリームのCM。
加藤紀子まではジャイアント馬場との共演だった。

【歴代出演者の一覧】

堀ちえみ:1985年~
酒井法子:1987年~
加藤紀子:1994年~
常盤貴子:1996年~
優香:2000年~
相武紗季:2005年~
綾瀬はるか:2007年~

キットカット(不二家→ネスレ日本)

後に世間を震撼させる2人のキッズモデル(後藤久美子&宮沢りえ)が共演して以降、アイドルや若手女優が定番で出演することになったチョコレート菓子のCM。

【歴代出演者の一覧】

後藤久美子&宮沢りえ:1985年~
宮沢りえ:1988年~
一色紗英:1992年~
菅野美穂:1996年~
中山エミリ:1997年~
水橋貴己:2001年~
鈴木杏:2002年~
北乃きい:2007年~
黒木メイサ:2010年~
南沢奈央 :2011年
刈谷友衣子:2011年~
比嘉愛未:2012年~
絢香:2013年~
桜井美南:2014年~
May J.:2015年~
松風理咲:2017年~
映美くらら:2019年~
森七菜:2020年~

ポカリスエット(大塚製薬)

スポーツドリンクのCMで元々は外国人や男性俳優の出演するCMが作られていたが、映画とタイアップした自社オーディションで発掘した森高千里をコピーライターの糸井重里と共演させ話題に。
続いて出演した宮沢りえ以降は、若手女優の登竜門的なCMとして有名となっている。

【歴代出演者の一覧】

森高千里:1986年~
宮沢りえ:1988年~
一色紗英:1991年~
中山エミリ:1995年~
後藤理沙:1998年~
鈴木杏:2000年~
綾瀬はるか:2005年~
川口春奈:2009年~
中条あやみ:2015年~
吉田羊&鈴木梨央(子役):2015年~
八木莉可子:2016年~
茅島みずき&Miri:2019年~
汐谷友希:2020年~

フルーツインゼリー(ハウス食品)

女性アイドルや若手女優が出演することが定番なゼリーのCMだったが、現在は発売が終了している。

【歴代出演者の一覧】

南野陽子:1987年~
伊藤智恵理:1988年~
高岡早紀:1989年~
細江真由子:1992年~
安達祐実:1994年~
木村佳乃:1996年~
知念里奈:1997年~
中沢純子:1999年~

三井のリハウス(三井不動産販売 → 三井不動産リアルティ)

ポカリスエットと双璧をなす若手女優の登竜門的なCMで、山本舞香までは『◯代目リハウスガール』という呼び名があった。

【歴代出演者の一覧】

宮沢りえ:1987年~
森沢和美:1988年~
茅野佐智恵:1989年~
坂井真紀:1990年~
一色紗英:1991年~
藤谷文子:1993年~
建みさと:1995年~
池脇千鶴:1997年~
義煎恵理:2000年~
蒼井優:2002年~
夏帆:2004年~
山下リオ:2007年~
川口春奈:2009年~
山本舞香:2011年~
田辺桃子:2016年~

ホームタウン・エクスプレス X’mas編 → クリスマス・エキスプレス(JR東海)

遠距離恋愛を題材にした東海道新幹線のCM『エクスプレスシリーズ』のクリスマスバージョンとして作られ、大きな話題となったため独立してシリーズ化。
日本のクリスマス文化を変えたとまで言われるCMで、山下達郎の歌う主題歌(クリスマス・イブ)も大ヒットとなった。

【歴代出演者の一覧】

深津絵里:1988年~
牧瀬里穂:1989年~
RINA:1990年~
溝渕美保:1991年~
吉本多香美(声は富田靖子):1992年~
星野真里:2000年~

南アルプスの天然水 → サントリー天然水 南アルプス(サントリーフード)

南アルプスで繰り広げられる淡く切ない物語仕立ての天然水CM。

【歴代出演者の一覧】

遠山景織子:1992年~
早勢美里:1993年~
山崎直子:1994年~
中村麻美:1995年~
岡本綾:1997年~
前田亜季、倉沢桃子、西村理沙:2000年~
邑野みあ&三村恭代:2002年~
夏川結衣&菅野莉央:2003年~
西原亜希:2006年~
多部未華子:2007年~
本仮屋ユイカ:2009年~
原田夏希:2010年~
木村文乃:2012年~

きれいなおねえさん → パナソニックビューティ(ナショナル→パナソニック)

タイトル通りキレイなお姉さんが出演する女性向け美容家電のCM。

【歴代出演者の一覧】

水野真紀:1992年~
松嶋菜々子:1997年~
片瀬那奈:2001年~
中谷美紀:2003年~
仲間由紀恵:2005年~
水原希子:2014年~

カルピスウォーター(カルピス)

発売以来、若手の女性タレントが出演することが定番となっている乳酸菌飲料のCM。

【歴代出演者の一覧】

西田尚美 :1993年~
後藤久美子:1993年~
奥山佳恵:1994年~
内田有紀:1995~
酒井彩名:2000年~
平山綾:2001年~
土屋アンナ:2002年~
BoA:2003年~
長澤まさみ:2005年~
川島海荷:2009年~
能年玲奈:2012年~
黒島結菜:2015年~
永野芽郁:2016年~

なっちゃん(サントリーフード)

インパクトのある名前が話題となったフルーツジュースのCMで、初代出演者の田中麗奈を一気にスターダムに押し上げることとなる。
出演者(主演女優)は『◯代目なっちゃん』と呼ばれていたが、現在は女性タレントを起用していない。

【歴代出演者の一覧】

田中麗奈:1998年~
三浦透子(子役)&吉村由美:2002年~
堀田奈津水(子役)&吉村由美:2002年~
星井七瀬:2003年~
星井七瀬&原田美枝子:2003年~
堀北真希:2006年~
堀北真希&堀ちえみ:2006年~
星羅:2009年~
桜庭ななみ: 2010年~
三吉彩花: 2011年~

その他、スキンケアの『ビオレ』や制汗剤の『8✕4』は女性アイドルの出演の多いCMですが、ブランド展開が多岐に渡りすぎてCMの出演者が複雑化しているため、まとめることが難しい状態となっていました。
また、スキー・スノーボードやゴルフ用品店の『アルペン』やエステサロンの『TBC』は、CM開始直後は女性アイドルや若手女優をピックアップした特徴的なCMが作られていましたが、早い段階で男性のCM出演が増えていったのでここでまとめる対象ではないようです。

1990年代以降に有名となるCMタレントが増えた理由

なぜ1980年代終盤以降に無名のタレントがCMに出演して突然に有名なるパターンが増えたのか考えてみたのですが、おそらく新人アイドルに莫大な資金をかけてプロモーション活動をしていた1980年代中盤までは、新人アイドルのプロモーション活動とCM出演がうまく連動していたのだと思います。
1970年代や1980年代は、CMに新人アイドルが起用された途端に事務所の力でテレビ番組などにどんどん出演させることが定番でした。
しかし1980年代終盤以降は、新人アイドルに莫大な資金をかけてプロモーション活動するようなことはほとんどなくなります。
そのため同じ新人アイドルをCMに使った場合でも、1980年代までなら“新しいアイドルが登場した”と感じるのに対し、1990年代以降は“無名のタレントをCMに起用した”としか視聴者が感じなくなってしまったのだと思われます。
CMを作る企業側としては1980年代も1990年代も同じように新人タレントを採用していたのでしょうが、アイドル界における時代背景により、見る側の捉え方が変わっただけだったのかもしれません。

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データ
プロフィール
究極DD(管理人)
【自己紹介】
名前:究極DD
年齢:思ったより若い
所在地:関東平野(情報が関東に偏る)
性格:生まれ持ってのデータ厨
好きなもの:女性アイドル
好きな番組:ザ・ベストテン
好きなドラマ:大映ドラマ
嫌いなもの:男性アイドル
専門分野:90年代の女性アイドルグループ
Twitter:https://twitter.com/idol20th
【サイト説明】
近年、You Tubeなどの動画サイトの影響か、中高生などの若い世代に70年代アイドル・80年代アイドル・90年代アイドルなどのファンが増えているそうです。
その一方で、インターネット環境の変化からサイトの閉鎖が相次ぎ、かつてネット上で書かれていたアイドルの情報が損失していっています。
自分はアイドルオタクというほどアイドルにハマっていたわけではありませんが、若い世代に20世紀に活躍したアイドルたちのことを語り継いでほしいので、自分の知り得るアイドルの情報を今のうちに書き残していきたいと思います。
アイドルブームの時代を生きた一般人目線のアイドル論を是非ご覧ください!
※執筆依頼は、『執筆依頼について』を参照してください。
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