深津絵里プロフィール
生年月日 | 1973年1月11日 |
芸能界入り | 『ミス原宿コンテスト』グランプリ |
出世作 | CM『HOME-TOWN EXPRESS(JR東海)』(1988年) |
CDデビュー | 1988年10月21日(マリオネット・ブルー)※高原里絵として 1988年10月21日(YOKOHAMAジョーク)※深津絵里として ※当時、1人2役設定のアイドルだった |
主要音楽祭受賞歴 (最優秀新人賞) | - |
主要音楽祭受賞歴 (大賞) | - |
ゴールデン・アロー賞 受賞歴 | - |
主要映画賞受賞歴 (主演賞、助演賞、新人賞) | 1989年度日本アカデミー賞新人俳優賞(満月のくちづけ) 2003年度日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(阿修羅のごとく) 2010年度日本アカデミー賞最優秀主演女優賞(悪人) 2015年度キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞(寄生獣、他) |
ドラマアカデミー賞受賞歴 (主演賞、助演賞、新人賞) | 1999年7~9月主演女優賞(彼女たちの時代) 2000年4~6月助演女優賞(天気予報の恋人) 2001年1~3月助演女優賞(カバチタレ!) 2002年1~3月主演女優賞(恋ノチカラ) |
紅白歌合戦出場回数 (2020年まで) | 0回 |
代表曲 ()内はオリコン最高順位 | - |
ホームページ | https://artist.amuse.co.jp/artist/fukatsu_eri/ |
目次
水原里絵×高原里絵×深津絵里
※今から私は不可思議な話をしますが、これは深津絵里のデビュー間もない頃に起こった現実ですのでしっかりお読みください。
まず、深津絵里は1986年に『ミス原宿グランプリ』というコンテストに優勝して芸能界入りします。
デビュー時の芸名は水原里絵で、その後、映画『満月のくちづけ』の役名である高原里絵という名前で1988年10月21日に歌手デビューしました。
ここまでならデビュー間もない時期にありがち改名話で済むのですが、高原里絵のデビューと同じ日に深津絵里も歌手デビューしているのです・・・?
何を言ってるのかわからない人もいるかと思いますが、実は、深津絵里はデビュー当時一人二役設定というかなり変わったアイドルだったのです。Σ(゚Д゚)
インストアイベントなどでは、高原里絵として歌を披露した後に、衣装を着替えて深津絵里として再び舞台に立つみたいなことをしていました。
この水原里絵、高原里絵、深津絵里という3つの名前は併用されていた時期があり、見る者の混乱は必至でした。
このように深津絵里はかなり痛い設定でアイドルデビューしており、普通ならB級アイドルとしてそのまま消えてしまうような存在だったと言えます。
1980年代はアイドルが大ブームとなったわけですが、1980年代終盤になると出しつくした感があり、プロデュースする側も試行錯誤のしすぎで訳が分からなくなっていたのかもしれません。(;^_^A
この一人二役設定のアイドルは分かりづらかったのか本人が嫌がったのか、結局のところ深津絵里に統一されていきます。
ホームタウン・エクスプレス
歌手デビューと同年、深津絵里はJR東海のCM『ホームタウン・エクスプレス(クリスマスバージョン)』に出演して一気に注目を集めます。
このCMは、後にクリスマス・エクスプレスと名を変えシリーズ化されるのでご存知の方も多いことでしょう。
遠距離恋愛の恋人が新幹線の駅構内でクリスマス・イブに久々に出会うCMですが、当時の深津絵里はCMの設定とは合わない若干15歳の高校1年生ですから相当に大人びていたということです。
そして大女優へ
説明するまでもないかもしれませんが、深津絵里は1990年代以降に女優として大ブレークを果たします。
以下が深津絵里の主演した連続ドラマ一覧です。
最高の片想い(1995年1月11日~3月22日)
きらきらひかる(1998年1月13日~3月17日)
彼女たちの時代(1999年7月7日~9月22日)
カバチタレ!(2001年1月11日~3月22日)
恋ノチカラ(2002年1月10日~3月21日)
末っ子長男姉三人(2003年10月12日~12月21日)
スローダンス(2005年7月4日~9月12日)
※末っ子長男姉三人を除き全てフジテレビ系列放送
テレビドラマにおける1クールごとの賞である『ザテレビジョンドラマアカデミー賞』において深津絵里は、主演女優賞と助演女優賞を2回ずつ獲得してます。
更に映画でも、日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞(2010年度:悪人)と、最優秀助演女優賞(2003年度:阿修羅のごとく)を獲得するなど、現在の深津絵里は日本を代表する女優として成長し、一人二役という変わったアイドルをしていたことなど完全に払しょくされています。(;^_^A
踊る大捜査線・恩田すみれ
深津絵里がドラマで演じた役でもっとも有名なのは、上記の主演ドラマ以上に『踊る大捜査線』の恩田すみれと言えるでしょう。
『踊る大捜査線』における恩田すみれは一応ヒロイン扱いですが、恋愛要素の低いドラマなので明確なヒロインというわけでもなく、主要人物の1人という扱いかと思います。(日本アカデミー賞では助演扱い)
『踊る大捜査線』は連続ドラマとしては1作品のみですが、何度も映画化され興行収入も日本記録レベルなので、深津絵里にとって主演したドラマや映画以上の代名詞となっているようです。
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