天皇陛下も好きだった『柏原よしえ』

柏原よしえ/柏原芳恵プロフィール

80年代アイドルの柏原よしえ

生年月日 1965年10月1日
芸能界入り スター誕生!
キャッチフレーズ ちょっと大物、夏ひとりじめ。よしえはNo.1。
レコードデビュー 1980年6月1日(No.1)
主要音楽祭受賞歴
(最優秀新人賞)
主要音楽祭受賞歴
(大賞)
ゴールデン・アロー賞
受賞歴
1981年グラフ賞
主要映画賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
ドラマアカデミー賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
紅白歌合戦出場回数
((2024年まで)年まで)
2回
代表曲
()内はオリコン最高順位
81年:ガラスの夏(21位)
81年:ハロー・グッバイ(6位)
82年:恋人たちのキャフェテラス(9位)
83年:春なのに(6位)
87年:A・r・i・e・s(13位)
他多数

スポンサーリンク

目次

全然売れなかった新人時代

柏原よしえは『スター誕生!』という注目度の高いオーディション番組出身で、デビューと共に大ヒットを重ねたと言いたいところですが、現実はそう甘くなくデビュー曲の『No.1』はオリコン76位止まりでした。
その後もシングルレコードの売り上げは振るわず、2曲目が64位、3曲目が49位、4曲目が55位と、デビュー当時の柏原よしえはいつ消えてもおかしくないレベルのアイドルだったのです。(T_T)
しかしデビューから約1年後に出した5枚目のシングル『ガラスの夏』がオリコン21位まで上昇し、テレビ番組などで歌う機会も得て一気に人気アイドルの仲間入りを果たします。

多くのアイドルを輩出した『スター誕生!』についてと出身者の一覧
今まで書いてきたアイドルの松田聖子と宮沢りえを除き、ピンクレディーの2人、山口百恵、桜田淳子、森昌子、中森明菜、小泉今日子の7人には共通点があります。 それは、全員 『スター誕生!』 出身であることです。 ということ...

『ハロー・グッバイ』と『春なのに』の大ヒット

『ガラスの夏』で勢いに乗った柏原よしえは、7枚目のシングルでアグネス・チャンのカバー曲を歌うことになります。
“柏原よしえがアグネス・チャンの曲なんて歌っていたっけ?”と思った人もいるでしょうが、その曲こそが柏原よしえ最大のヒット曲『ハロー・グッバイ』なのです。
『ハロー・グッバイ』はアグネス・チャンの12枚目のシングル『冬の日の帰り道』のB面曲(原題は『ハロー・グッドバイ』)で、後に讃岐裕子というアイドルがカバーします。
柏原よしえは、この讃岐裕子版の『ハロー・グッバイ』をカバーして大成功を果たしています。

以降、柏原よしえの出すシングルはオリコントップ10入りが当たり前となり、トップアイドルへまで一気に駆け上がりました。
更に、名前を柏原芳恵と漢字表記に変更後に出した中島みゆき作詞作曲の『春なのに』も大ヒットし、NHKの紅白歌合戦にも2度出場しています。
世間に知られているような歌が2曲もあるアイドルはアイドルブームだった80年年代アイドルの中でもかなり限られているので、柏原芳恵はトップクラスの80年代アイドルと見て間違いないでしょう。

香港から来た少女『アグネス・チャン』
アグネス・チャンのプロフィール 生年月日 1955年8月20日 芸能界入り 平尾昌晃により日本に紹介される(香港でのデビュー経緯は詳細不明) キャッチフレーズ 香港から来た真珠 レコード...
80年代アイドルのシングル売上ランキングから見える5人とは?
1980年代と言えば、数々の女性アイドルが誕生し、また多数のヒット曲が生まれたというイメージがあるかと思います。 しかし、それは事実でしょうか? と疑問を問いかけたところで答えは返ってこないので、実際に80年代の女性アイ...
スポンサーリンク

柏原芳恵は天皇陛下が好きだったアイドル?

柏原芳恵をめぐるエピソードと言えば、昭和天皇の孫である浩宮徳仁親王殿下がファンであったが話が有名です。
実際に、浩宮徳仁親王殿下は柏原芳恵のコンサートに訪れてプレゼントを渡したこともあるそうです。
今やその浩宮徳仁親王殿下が天皇陛下になっているというのですから、時代の流れを感じざるを得ません。(;^_^A

『花の80年組』はなぜ結成されなかったのか?

1982年にデビュー※した同期グループは、『花の82年組』と呼ばれ一緒くた扱われることが多くなっています。(※正確には1982年のレコード大賞で新人扱いになる人)
1980年にデビューしたアイドルも、松田聖子を筆頭に、岩崎良美、柏原よしえ、河合奈保子、三原順子とそうそうたるメンバーが揃っていますが、『花の80年組』として括られることはありませんでした。
これには明確な理由があります。
1980年度の学年で言えば、松田聖子と岩崎良美は大学1年生、河合奈保子は高校2年生、三原順子が高校1年生、そして柏原よしえは中学3年生と年齢がバラバラなのです。(男性の同期アイドル『田原俊彦』は松田聖子らより更に1つ年上)
普通に考えて、大学1年生と中学3年生の女子が一緒になってキャピキャピするのには無理があります。

一方、82年デビュー組は1982年度で松本伊代、小泉今日子、中森明菜が高校2年生、堀ちえみ、石川秀美、早見優は高校1年生と1歳(1学年)しか年齢が違いません。(男性の同期アイドル『シブがき隊』のメンバーは中森明菜らと同い年)
そのため82年デビュー組はデビュー当時からとても仲が良く、その絆は現在も続いています。
堀ちえみが舌癌の手術をする際も、同期で連絡を取り合ったそうです。
おそらく上記した80年デビュー組は、連絡を取り合うどころか誰も連絡先を知らないぐらい疎遠になっていと思われ、『花の80年組』と呼ばれないことも納得せざるを得ない状況となっています。(;^_^A

『花の82年組』人気ランキング!!
1980年代はアイドル全盛の時代で多くの人気アイドルが誕生しましたが、その中でも1982年度にデビューした『花の82年組』と呼ばれるアイドルたちが高い人気を誇りました。 そんな『花の82年組』と呼ばれる女性アイドルの人気ランキング...

事務所を移籍して干さた時代

1989年にバーニング系の芸能事務所『ゴールデンミュージックプロモーション』を移籍した柏原芳恵は、テレビの仕事が激減してしまいます。(移籍した事務所も3年ほどで辞めて独立)
芸能界では事務所移籍をすると干されるという風趣が今でも残っており国会でも問題になるほどですが、当時は今以上にその風潮が強く、更にバーニング系事務所はこの傾向が強いので当時の柏原芳恵は本当に厳しい状況に陥ってしまいました。
その結果、しばらくの間は露出度が高めのイメージビデオなどに出演し食いつないでいたとのことです。(T_T)

アイドルの所属事務所一覧
1960年代までの芸能界は、渡辺プロダクション(小柳ルミ子、天地真理、キャンディーズらが在籍)がとても強い権力を持っていたのですが、1970年代に入るとホリプロ(森昌子、山口百恵らが在籍)やサンミュージック(桜田淳子らが在籍)が台頭...

現在の柏原芳恵

事務所移籍を端を発する出来事によるイメージダウンは避けられなかった柏原芳恵ですが、今となってはそれも過去の話であり、現在では懐メロ番組などにもよく出演していますしライブ活動も盛んに行っています。

私が好きな柏原よしえ楽曲

私が1番好きな柏原よしえの楽曲は、

ハロー・グッバイ

です。
柏原よしえと言えば『ハロー・グッバイ』と『春なのに』ですが、個人的にはアイドルソングらしい『ハロー・グッバイ』のほうが好みです。
それ以外では、『A・r・i・e・s』がドラマのインパクトもあり良く記憶に残っています。

スポンサーリンク

クイズ

只今制作中・・・ 少々お待ちください。m(_ _)m

アンケート

2023年4月、ブログのリニューアルに伴いアンケートを新しいものに差し替えました。
投票数はリセットされているので、過去に投票した人も再びの参加をお待ちしております。
※90組以上から選択可能な本格的なアンケートは『こちらのページ』から!
あなたの好きな80年代アイドルは?(簡略版)

選択肢が足りない(増やす)
完全版へGO!
※こちらのアンケートは簡略版です。以下で示す『完全版』が本番のアンケートになりますので、そちらでの投票もお願いします。

※その他のアンケート・人気投票は『アンケート記事の一覧』から!

ホームページ・SNS

ホームページ:レコード会社①レコード会社②
ブログ:-
Twitter:-
Instagram:-
You Tube:-

関連記事

目次に戻る
20世紀アイドルのデビュー日一覧
20世紀アイドルの生年月日一覧
80年代アイドルの記事一覧

スポンサーリンク
【更新履歴】
2019年10月26日:プロフィール情報の記載
2021年12月09日:記事(文章部分)の記載、オススメ商品の記載
2023年02月28日:動画の埋め込み
2024年01月19日:オススメ商品の削除、埋め込み動画の削除
1980年デビュー
プロフィール
究極DD(管理人)
【自己紹介】
名前:究極DD
年齢:思ったより若い
所在地:関東平野(情報が関東に偏る)
性格:生まれ持ってのデータ厨
好きなもの:女性アイドル
好きな番組:ザ・ベストテン
好きなドラマ:大映ドラマ
嫌いなもの:男性アイドル
専門分野:90年代の女性アイドルグループ
Twitter:https://twitter.com/idol20th
【サイト説明】
近年、You Tubeなどの動画サイトの影響か、中高生などの若い世代に70年代アイドル・80年代アイドル・90年代アイドルなどのファンが増えているそうです。
その一方で、インターネット環境の変化からサイトの閉鎖が相次ぎ、かつてネット上で書かれていたアイドルの情報が損失していっています。
自分はアイドルオタクというほどアイドルにハマっていたわけではありませんが、若い世代に20世紀に活躍したアイドルたちのことを語り継いでほしいので、自分の知り得るアイドルの情報を今のうちに書き残していきたいと思います。
アイドルブームの時代を生きた一般人目線のアイドル論を是非ご覧ください!
※執筆依頼は、『執筆依頼について』を参照してください。
フォローする
究極DD(管理人)をフォローする
20世紀アイドルの肖像

コメント

タイトルとURLをコピーしました