岡田有希子はとても控えめ性格をしていて、他人から自身を褒められるようなことを言われても常に否定をしていました。
例えば、『可愛いですね』と言われれば『そんなことないです』と返しますし、絵が上手いですねと言われても『全然下手です』と返します。
しかし、実際は以前書いたように岡田有希子は絵が上手いですし、頭も良く運動もそれなりに得意という非の打ち所がないような人だったのです。
もちろん見た目も可愛い以外の何物でもありませんでした。
にも関わらず自分を褒められなかったということは、個人の性格的な問題に起因しているものと思われます。
これは単に自信がないというより、理想が高すぎる完璧主義的な部分があったのかもしれません。
このような性格は争いの激しい芸能の分野でも当然現れ、他人から見れば十分成功しているように見えても、本人は全く別の感情を持っていた可能性もあるのです。
いずれにせよ、自己否定な性格(ネガティブ思考)はストレスを貯めやすく(正しくはストレスを解消できず)、岡田有希子が18歳で自ら命を断つ行動に影響を与えていた可能性も高いと思われます。
そして80年代アイドルの中には、岡田有希子と同じように自分に対して否定的だった性格の人がいます。
それは中森明菜です。
彼女も一歩間違えば岡田有希子と同じ道を歩んでいたことは、このブログを見に来る人ならご存知のことでしょう。
岡田有希子や中森明菜が、どうしてそのような性格になったかは分かりようもありません。
少なくとも、血液型などという非科学的な理由ではないと思われます。
ただ、もし自分で自分を褒められない性格だと思う人、あるいは自分の子供にそういった兆候があると感じる場合は、早めの対策を行ったほうがいいかと思います。
37周忌となる岡田有希子に対し冥福を祈ると共に、多くの人が明るくポジティブで生きくことを願います。
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