2017年に不倫騒動を起こし一時自粛していた斉藤由貴ですが、近年は再びテレビで見る機会が増えています。
以下で示す、斉藤由貴が不倫騒動後にレギュラー出演したゴールデンタイムの民放連続ドラマ一覧を御覧ください。
放送日 | ドラマタイトル | 放送局 |
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2019年1月10日~3月14日 | スキャンダル専門弁護士 QUEEN | フジテレビ系 |
2019年7月19日~9月06日 | 警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 SEASON4 | テレビ東京系 |
2020年4月16日~9月3日 | 警視庁・捜査一課長2020 | テレビ朝日系 |
2020年7月28日~9月15日 | 竜の道 二つの顔の復讐者 | フジテレビ系 |
2020年10月11日~12月13日 | 危険なビーナス | TBS系 |
2021年4月8日~6月17日 | 警視庁・捜査一課長season5 | テレビ朝日系 |
2022年4月14日~6月16日 | 警視庁・捜査一課長season6 | テレビ朝日系 |
2022年10月8日~12月17日 | 祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録 ※ | 日本テレビ系 |
2023年4月22日~6月24日 | Dr.チョコレート | 日本テレビ系 |
※『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』は最初の3話のみ出演
以上のように斉藤由貴は、日本の女優として最高の舞台であろうゴールデンタイムの民放連続ドラマに、不倫騒動後も多数出演(全キー局で出演)しているのです。
この他にもNHKやWOWOWのドラマや深夜帯に放送されるドラマにも多数出演している他、1話完結のドラマでは主演も務めています。
もちろん映画や舞台への出演も多く、不倫騒動を起こす前と変わらない、下手をするとそれ以上に活躍をしている状況です。
また最近は歌手活動も活発化するなど、不倫騒動という負のイメージを払拭して完全復活しています。
一方、2018年に同じく不倫騒動を起こした小泉今日子は、騒動後にゴールデンタイムの民放連続ドラマへのレギュラー出演がなく、WOWOWのドラマや映画の出演がある程度となっています。
不倫騒動を起こす前年の2017年にはゴールデンタイムの民放連続ドラマ(監獄のお姫さま)で主演したりメインキャストで出演することもあり、80年代アイドルで一番活躍していたと言っても過言ではない小泉今日子ですが、騒動後はテレビから一気に姿を消すこととなりました。
同じ80年代アイドルで同じような活動を(主に女優業)をしていた斉藤由貴と小泉今日子の2人が、同じような時期に同じような騒動を起こしたわけですが、その後の活動には大きな差があるわけです。
果たして、この2人に何の違いがあったのでしょうか?
実は、2人には明確な違いがあります。
斉藤由貴は不倫騒動後も東宝芸能に在籍したままですが、小泉今日子は不倫騒動と同時にデビューから所属していたバーニングプロダクションを独立しているのです。
バーニングプロダクションと言えば、今では“芸能界のドン”と呼ばれる周防郁雄が社長を務める芸能事務所ですから、その後ろ盾がなくなった影響で小泉今日子は芸能界で苦しんでいるのだと予想されます。(独立後もバーニング傘下という話もあるが詳細は不明)
小泉今日子の現状を考えると、かつてのようにテレビで活躍することは難しいのかもしれません。
吉本興業やジャニーズ事務所などによる業界への圧力が世間の批判を浴びたこともあり、社会情勢の変化から小泉今日子がかつてのような立ち位置に舞い戻る可能性もあるのでしょうが、すぐにそうなることはないでしょう。
今後(あるいは現在)の小泉今日子は、一般層に対して広く浅いアピールをするよりも、松田聖子のように自身のファンに対して狭く深いアピールをしていくものと思われます。
実際、2022年に31年ぶりとなる全国ツアーコンサートを行うなど、小泉今日子の活動は自身のファンに対する直接的なものへとシフトしています。
小泉今日子ほどのビックネームならこういった活動でも十分稼げるのでしょうが、お茶の間で見る機会は大幅に減ると思うと寂しい限りです。
それと同時に、現在の芸能界も事務所の力が物を言うことに恐ろしさを感じます。
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