南野陽子プロフィール
生年月日 | 1967年6月23日 |
芸能界入り | オーディション |
キャッチフレーズ | 純だね陽子 |
レコードデビュー | 1967年6月23日(恥ずかしすぎて) |
主要音楽祭受賞歴 (最優秀新人賞) | - |
主要音楽祭受賞歴 (大賞) | - |
ゴールデン・アロー賞 受賞歴 | 1987年度グラフ賞 |
主要映画賞受賞歴 (主演賞、助演賞、新人賞) | 1987年度日本アカデミー賞新人俳優賞(スケバン刑事) 1987年度毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞(スケバン刑事、他) 1987年度エランドール新人賞※ 1992年度ヨコハマ映画祭主演女優賞(寒椿、他) ※エランドール新人賞はテレビドラマでの活躍を含んだ俳優賞 |
ドラマアカデミー賞受賞歴 (主演賞、助演賞、新人賞) | - |
紅白歌合戦出場回数 (2023年まで) | 0回 |
代表曲 ()内はオリコン最高順位 | 87年:話しかけたかった(1位) 87年:はいからさんが通る(1位) 87年:吐息でネット。(1位) 他多数 |
目次
2、地味だった芸能界デビュー
3、2代目・麻宮サキ襲名!!
4、ナンノこれしきっ!
5、80年代後半のアイドルファンの心を1番掴んだアイドル
6、紅白歌合戦に出場できなかった謎
7、その後は女優として開花
8、バラエティタレントとしても活躍
9、親友2人の死を乗り越えて・・・
10、私の好きなナンノ楽曲
11、クイズ
12、アンケート
13、ホームページ・SNS
14、関連記事
地味だった芸能界デビュー
南野陽子の芸能界デビューは、1984年の秋に放送開始されたドラマ『名門私立女子高校』の一生徒役で、あまり華々しいものではありませんでした。
翌年発売したデビュー曲『恥ずかしすぎて』もオリコン最高順位57位止まりで、デビュー当時の南野陽子は、意外にもパッとしないアイドルだったのです。
しかも南野陽子はレコードデビュー当時18歳の高校3年生で(18歳の誕生日がデビュー)、アイドルとしてはかなり遅い部類に入るデビューでした。
このように南野陽子のデビューはあまり順調ではなく、当時の過剰供給となっていた新人アイドルの状況や年齢の問題を考えると、すぐにアイドル界から消える可能性も捨てきれない状況だったのです。
2代目・麻宮サキ襲名!!
アイドルとして厳しいスタート切った南野陽子ですが、芸能界デビューからちょうど1年が差し掛かったところで転機が訪れます。
その転機とは、斉藤由貴が主演したドラマ『スケバン刑事』の次期シリーズとなる『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』の主演でした。
スケバン刑事は斉藤由貴が主演した1作目もかなりの衝撃作でしたが、2作目の衝撃は想像の遥か上をいっており、なんと南野陽子演じる主人公の少女は、子供の頃からずっと鉄仮面を被らされて生きてきたという衝撃的な設定だったのです。
この鉄仮面にまつわる話は、大映ドラマなどの過剰演出ドラマが多数あった1980年代の中にあっても正気を疑うレベルで、ツッコミどころも満載だったのですが、当時の若者達はこの設定だけで『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』に引き込まれたのです。(笑)
更に、『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』では南野陽子のセリフが土佐弁全開で、決め台詞の『おまんら、許さんぜよ!』は当時の流行語にもなりました。
何はともあれ、南野陽子はこのドラマで爆発的な人気を得ることになります。
ちなみに、2018年の大河ドラマ『西郷どん』の幾島役を降板した斉藤由貴の代役として南野陽子が選ばれましたが、『スケバン刑事』当時のことを知る人間にとってこのことは、何かの因縁めいたものを感じざるを得ません。(^_^;)
ナンノこれしきっ!
南野陽子は、アイドル全盛期となる1986年10月2日から1990年6月24日まで、ニッポン放送の『南野陽子 ナンノこれしきっ!』という深夜(1時00分から1時30分)のラジオ番組を担当し、これが大人気となりました。
この番組は制作側の不祥事などもあり終了してしまうのですが、番組終了後から16年後に『南野陽子 今日はナンノ日っ!』という番組が同じニッポン放送で放送開始され5年間続くなど、今でもファンの間では伝説的な番組となっています。
更にこの『ナンノこれしきっ!』というフレーズは、ラジオを飛び出し南野陽子の決め台詞やちょっとしたキャッチフレーズなどとしても使われていた記憶もあります。
80年代後半のアイドルファンの心を1番掴んだアイドル
そんなこんなで人気を得た南野陽子は、6枚目のシングル曲の『楽園のDoor』(1987年1月10日発売)から13枚目のシングル曲『秋からも、そばにいて』(1988年10月8日発売)まで8作連続でオリコンチャート1位を獲得します。
・話しかけたかった(1987年4月1日発売)
・はいからさんが通る(1987年12月2日発売)
・吐息でネット。(1988年2月26日発売)
などのヒット曲もこの間に生まれたものです。
このように大きな人気を得た南野陽子は、中山美穂、工藤静香、浅香唯と共に『アイドル四天王』と称され1980年代後半のトップアイドルとして君臨します。
そしてこの4人の中で、当時のアイドルオタクの心をもっとも掴んだのが南野陽子でした。
不良役ばかりだった当時の中山美穂、そもそもが不良っぽい工藤静香、人気面で他の3人の後塵を拝していた浅香唯、これら3人に比べ南野陽子は清楚っぽく愛らしい雰囲気で正に『正統派アイドル』だったのです。
特に歌がうまいわけでなかったのにもかかわらず、南野陽子がオリコンチャート1位を連発したことは、当時の正統派アイドルとしての地位が由来しているものと考えられます。
紅白歌合戦に出場できなかった謎
南野陽子は、意外にもNHKの紅白歌合戦に1度も出演していません。
特に1988年の紅白に出演できなかったことは、未だにファンの間で議論を呼ぶ出来事となっています。
この年は、最大のヒット曲である『吐息でネット。』を発売し、大河ドラマにも出演していたため紅白初出演は確実視されていたのですが、結果は落選で、その後も南野陽子がNHK紅白歌合戦に呼ばれることはありませんでした。
ヒット曲があったのにNHK紅白歌合戦に出演できなかった人は何人かいますが、その中でも南野陽子は、フィンガー5や観月ありさらと並び、NHK紅白歌合戦の選考における最大レベルの謎とされています。
その後は女優として開花
他のアイドルの例に漏れず、南野陽子は1990年代に入りアイドルとしての活動が先細りになっていきます。
しかしこの次期、南野陽子はテレビドラマ・映画または主演・脇役問わず数々の作品に出演し、女優としての才能を開花させるのです。
特に1992年は、『寒椿』、『私を抱いてそしてキスして』という2本の映画に主演し、日本アカデミー賞主演女優賞(最優秀主演女優賞のノミネート)も獲得するなど大活躍でした。
その後も南野陽子の女優としての活動は順調で、現在も様々な作品に出演し続けています。
バラエティタレントとしても活躍
2000年代に入ると、南野陽子はバラエティでの活躍も増えはじめ、『笑っていいとも!』などの人気番組にもレギュラー出演することになります。
『笑っていいとも!』以外にも、2000年以降はゲスト出演はもちろんレギュラー出演するバラエティ番組が増え、更には何本かの番組では司会も担当しました。
このように南野陽子は、今世紀に入ってからも女優業やタレント業で大成功を収めています。
親友2人の死を乗り越えて・・・
南野陽子は、可愛らしいルックスからポスト松田聖子とまで称されながら18歳で自殺したアイドル・岡田有希子と堀越高校の同級生でした。
岡田有希子は南野陽子がレコードデビューした当時、既に順調な芸能活動を始め、レコード大賞の最優秀新人賞も獲得していました。
このような経緯から、岡田有希子は同級生ながら南野陽子の目標とする人物だったそうです。
また、南野陽子は白血病にかかり38歳の若さで亡くなった本田美奈子とも同級生で、彼女とは高校卒業後も仲が良かったとのことです。
この2人と同級生なのは、南野陽子に限らず同じ年代の堀越学園芸能活動コースに通っていた全員に共通する話ですが、いずれにせよ、この2人の同級生たちは重い十字架を背負って現在を生きているのかもしれません。
私の好きなナンノ楽曲
私が好きな南野陽子の楽曲は、
『はいからさんが通る』
です。
『はいからさんが通る』は曲はもちろん、南野陽子が主演した同名映画のほうもアイドル映画として完成していると思います。
後は定番ですが『吐息でネット。』もお気に入りです。
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