おニャン子クラブメンバーの人気ランキング! おニャン子ダービー全記録

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おニャン子クラブファンならば、誰もが1度はメンバーの人気ランキングについて考えたことがあるでしょう。
おニャン子クラブのメンバーは同時期に活動していないケースも多々あるため、完全な順位付けをすることは不可能なのですが、それでもメンバーの人気順を知りたいというのがファンの心理というものです。

そんなファンの心理を受けてか、おニャン子クラブの解散から30年が経った2017年に、NHK-FMの『今日は一日“秋元康ソング”三昧』にて『おニャン子クラブ総選挙』が行われました。
調査方法は、番組公式サイトからの投票に加え、街頭インタビューの結果も加味したちょっと変わった形式で行われ、結果は以下の通りとなっています。

【おニャン子クラブ総選挙の結果】
1位:渡辺美奈代
2位:岩井由紀子
3位:国生さゆり
4位:内海 和子
5位:新田 恵利
6位:高井麻巳子
7位:立見 里歌
8位:河合その子
9位:渡辺満里奈
10位:城之内早苗

この『おニャン子クラブ総選挙』の結果は、おニャン子クラブ解散から30年経過してからの調査ということもあり、当時の実態を捉えているとは言えないと思います。

記事の最後におニャン子クラブメンバーの人気投票がありますので、是非ご参加ください。

ということで、おニャン子クラブ活動当時の状況をより知り得る情報として、今回紹介したいのが『おニャン子ダービー』の結果です。
実は、おニャン子クラブをメインにした番組『夕やけニャンニャン』の1コーナーで、実質的なメンバーの人気投票を行っていたのです。
この『おニャン子ダービー』というコーナーは、おニャン子メンバーの良いやつ・悪いやつをハガキで募集し投稿数順に結果を発表するというもので、1986年の10月から1987年の3月までの半年間、毎週水曜日に順位発表をすることとなります。(良いやつ部門が実質的な人気投票になっている)
個人による大量投票や組織票もありというもので、正確な人気ランキングとは言えないかもしれませんが、なにはともあれ私が把握している『おニャン子ダービー』の結果(良いやつ部門)を全て書き出すのでご覧ください。

【1986年10月1日】
1位:高井麻巳子
2位:渡辺満里奈
3位:永田ルリ子
4位:渡辺美奈代
5位:岩井由紀子
6位:国生さゆり
7位:工藤静香
8位:富川春美
9位:新田恵利(卒業メンバー)
10位:布川智子

【10月8日】
1位:岩井由紀子
2位:渡辺満里奈
3位:高井麻巳子
4位:永田ルリ子
5位:渡辺美奈代
6位:国生さゆり
7位:富川春美
8位:白石麻子
9位:城之内早苗
10位:横田睦美

【10月15日】
1位:岩井由紀子
2位:高井麻巳子
3位:国生さゆり
4位:永田ルリ子
5位:渡辺満里奈
6位:渡辺美奈代
7位:布川智子
8位:富川春美
9位:白石麻子
10位:内海和子

【10月22日】
1位:岩井由紀子
2位:国生さゆり
3位:高井麻巳子
4位:内海和子
5位:渡辺満里奈
6位:渡辺美奈代
7位:永田ルリ子
8位:工藤静香
9位:富川春美
10位:白石麻子

【10月29日】
1位:岩井由紀子
2位:高井麻巳子
3位:国生さゆり
4位:永田ルリ子
5位:工藤静香
6位:白石麻子
7位:富川春美
8位:布川智子
9位:渡辺美奈代
10位:渡辺満里奈

【11月5日】
1位:高井麻巳子
2位:岩井由紀子
3位:渡辺美奈代
4位:内海和子
5位:渡辺満里奈
6位:国生さゆり
7位:富川春美
8位:白石麻子
9位:永田ルリ子
10位:工藤静香

【11月12日】
1位:高井麻巳子
2位:岩井由紀子
3位:内海和子
4位:国生さゆり
5位:吉田裕美子
6位:工藤静香
7位:白石麻子
8位:渡辺満里奈
9位:渡辺美奈代
10位:永田ルリ子

【11月19日】
1位:国生さゆり
2位:岩井由紀子
3位:渡辺美奈代
4位:高井麻巳子
5位:布川智子
6位:渡辺満里奈
7位:工藤静香
8位:永田ルリ子
9位:富川春美
10位:内海和子

【11月26日】
1位:岩井由紀子
2位:内海和子
3位:国生さゆり
4位:高井麻巳子
5位:永田ルリ子
6位:立見里歌
7位:渡辺満里奈
8位:山森由里子
9位:工藤静香
10位:渡辺美奈代

【12月3日】
1位:国生さゆり
2位:高井麻巳子
3位:岩井由紀子
4位:内海和子
5位:渡辺美奈代
6位:?
7位:渡辺満里奈
8位:永田ルリ子
9位:工藤静香
10位:?

【12月10日】
1位:工藤静香
2位:岩井由紀子
3位:国生さゆり
4位:高井麻巳子
5位:白石麻子
6位:内海和子
7位:永田ルリ子
8位:渡辺美奈代
9位:渡辺満里奈
10位:山森由里子

【12月17日】
1位:横田睦美
2位:国生さゆり
3位:生稲晃子
4位:岩井由紀子
5位:渡辺美奈代
6位:城之内早苗
7位:渡辺満里奈
8位:高井麻巳子
9位:内海和子
10位:永田ルリ子

【12月24日】
1位:永田ルリ子
2位:国生さゆり
3位:岩井由紀子
4位:渡辺満里奈
5位:高井麻巳子
6位:立見里歌
7位:生稲晃子
8位:渡辺美奈代
9位:横田睦美
10位:山村裕美子

【1987年1月14日】
1位:渡辺満里奈
2位:内海和子
3位:城之内早苗
4位:国生さゆり
5位:富川春美
6位:岩井由紀子
7位:永田ルリ子
8位:工藤静香
9位:山森由里子
10位:高井麻巳子

【1月21日】
1位:国生さゆり
2位:内海和子
3位:城之内早苗
4位:渡辺満里奈
5位:山森由里子
6位:高井麻巳子
7位:永田ルリ子
8位:渡辺美奈代
9位:岩井由紀子
10位:工藤静香

【1月28日】
1位:国生さゆり
2位:高井麻巳子
3位:内海和子
4位:城之内早苗
5位:渡辺満里奈
6位:富川春美
7位:岩井由紀子
8位:工藤静香
9位:渡辺美奈代
10位:永田ルリ子

【2月4日】
1位:山森由里子
2位:国生さゆり
3位:城之内早苗
4位:渡辺美奈代
5位:高井麻巳子
6位:岩井由紀子
7位:渡辺満里奈
8位:内海和子
9位:工藤静香
10位:我妻佳代

【2月11日】
1位:富川春美
2位:高井麻巳子
3位:山森由里子
4位:国生さゆり
5位:城之内早苗
6位:内海和子
7位:永田ルリ子
8位:渡辺満里奈
9位:生稲晃子
10位:工藤静香

【2月18日】
1位:国生さゆり
2位:永田ルリ子
3位:山森由里子
4位:内海和子
5位:高井麻巳子
6位:工藤静香
7位:生稲晃子
8位:渡辺満里奈
9位:城之内早苗
10位:岩井由紀子

【2月25日】
1位:横田睦美
2位:永田ルリ子
3位:国生さゆり
4位:城之内早苗
5位:山森由里子
6位:内海和子
7位:樹原亜紀
8位:生稲晃子
9位:工藤静香
10位:渡辺満里奈

【3月4日】
1位:高井麻巳子
2位:国生さゆり
3位:生稲晃子
4位:内海和子
5位:城之内早苗
6位:工藤静香
7位:山森由里子
8位:横田睦美
9位:永田ルリ子
10位:岩井由紀子

※この後も2回か3回おニャン子ダービーは行われているが、順位を把握できていません。

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この『おニャン子ダービー』は、TBSの人気歌番組『ザ・ベストテン』を模す感じで大々的に始まり、とんねるずがコーナーを担当してハガキを読んでいたのですが、3週目で規模が縮小、5週目以降は悪いやつ部門がなくなります。
更にコーナーを盛り上げていたとんねるずが担当を外れ、吉田照美1人がランキングを発表する形式になるなど、規模の縮小傾向は明らかでした。
そんな状況からか1986年12月17日以降は、1位になったメンバーにハガキを出した人がメンバーと電話できるという特典が付き、ファンによる大量投稿が常態化するマニア層向けのコーナーへと変貌していきます。
特に毎週行っていたコーナーということもあり、1週だけ大量にハガキを投稿し、その後は一切投稿をやめるようなファンも少なくなかったようです。
それを証拠に、1986年12月10日のランキング以降、工藤静香が前週9位から1位、横田睦美が前週圏外から1位、永田ルリ子が前週9位から1位、渡辺満里奈が前回5位から1位と、突然1位を取るケースが4回続けて起こり、その後も突発的に1位を獲得するケースが目立つようになります。
この頃の『おニャン子ダービー』は、もはやメンバー人気の指標として適切ではなくなっていたと考えるべきでしょう。

ただし最初の2ヶ月ぐらいは、実際の人気をある程度反映していると思われます。
その間に1位を獲得したのは、

高井麻巳子
国生さゆり
岩井由紀子

の3人で、全体を通してもこの3人の人気が高いことが窺えます。
それに次ぐ人気メンバーが、後期の主力メンバーである

渡辺美奈代
渡辺満里奈
工藤静香

の3人と、初期からのメンバーである

内海和子
永田ルリ子

の2人で、この5人が順位を激しく争います。
富川春美や白石麻子も下位ながら安定してランクインしていたと言えるでしょう。
城之内早苗、横田睦美、布川智子がこれらに準ずるメンバーで、加入間もない山森由里子が何度もランクインしているのは、コアなファンによる大量投稿の結果と思われます。
生稲晃子は加入時期の関係で、おニャン子ダービー開始当時はまだ人気が上がりきっていない様子です。

以上が、おニャン子ダービーの結果から見たおニャン子クラブメンバーの大まかな人気ランキングです。

ただし、このおニャン子ダービーが行われたのは1986年の10月からであるため、おニャン子クラブメンバー全体の人気という観点に立てば、その時点で卒業していたメンバーのことも考慮しなければなりません。
おニャン子クラブメンバーは、1986年3月に

中島美春
河合その子

1986年9月に

新田恵利
名越美香
福永恵規
吉沢秋絵
山本スーザン久美子

などといった主力メンバーが卒業しています。
これらメンバーの人気はおニャン子ダービーの結果に反映されていません。
この間の人気メンバーを示す指標として、1986年のオリコン年間チャート(TOP50)が使えそうなので、同チャートからおニャン子メンバーの楽曲だけを抜き出してみました。

10位:青いスタスィオン(河合その子)
13位:冬のオペラグラス(新田恵利)
14位:バレンタイン・キッス(国生さゆり with おニャン子クラブ)
17位:バナナの涙(うしろゆびさされ組)
22位:恋のロープをほどかないで(新田恵利)
23位:じゃあね(おニャン子クラブ)※
24位:季節はずれの恋(吉沢秋絵)※
29位:夏を待てない(国生さゆり)
35位:渚の『・・・・・』(うしろゆびさされ組)
37位:象さんのすきゃんてぃ(うしろゆびさされ組)
41位:シンデレラたちへの伝言(高井麻巳子)
46位:瞳に約束(渡辺美奈代)
50位:不思議な手品のように(新田恵利)

※『じゃあね』は中島美春がメインを務める実質的なソロ曲。
※吉沢秋絵の『季節はずれの恋』には、B面におニャン子クラブ全体曲の『会員番号の唄』が収録。
※1987年は37位の『ホワイトラビットからのメッセージ』(渡辺満里奈)以外、オリコン年間チャート50位圏内に入ったおニャン子メンバーはいない。

この順位を見れば分かる通り、おニャン子メンバー最高順位の河合その子、複数ランクインしている新田恵利、国生さゆり、うしろゆびさされ組の人気が特質していることが分かります。
これは、おニャン子ダービーで示された結果ともほぼ一致していると言えるでしょう。
ということで、おニャン子クラブメンバーの神7ならぬ神5は、

会員番号4番:新田恵利
会員番号8番:国生さゆり
会員番号12番:河合その子
会員番号16番:高井麻巳子
会員番号19番:岩井由紀子

の5人で揺るがないと言えます。
ちなみに、(岩井由紀子が20番だったら完璧だったのですが)この5人はおおよそ4番おき(4の倍数)の会員番号となっています。

それに次ぐ人気メンバーが、後期の主力メンバーである

渡辺美奈代
渡辺満里奈
工藤静香

と、初期からの主力メンバーである

中島美春
福永恵規
内海和子
永田ルリ子

更にスケバン刑事IIの主演オーディションという特殊なオーディションに合格し、加入後すぐに歌手デビュー&ドラマデビューした

吉沢秋絵

らのメンバーとなります。
AKB48選抜総選挙を見ても、後輩メンバーが先輩メンバーの人気を超えるのは難しい様子が窺えるので、おニャン子クラブのメンバーも後期の主力メンバーより初期の主力メンバーのほうが人気の高い傾向にあるようです。
おニャン子ダービーの結果を見ると、知名度の高い城之内早苗や生稲晃子は上記したメンバーよりも少し人気が落ちると考えられます。(生稲晃子はおニャン子ダービー以降に伸びしろがあるが)

ということで、おニャン子クラブメンバーの人気ランクをおさらいします。

Sクラス(神5)
会員番号4番:新田恵利
会員番号8番:国生さゆり
会員番号12番:河合その子
会員番号16番:高井麻巳子
会員番号19番:岩井由紀子

Aクラス
会員番号5番:中島美春
会員番号11番:福永恵規
会員番号13番:内海和子
会員番号18番:永田ルリ子
会員番号25番:吉沢秋絵
会員番号29番:渡辺美奈代
会員番号36番:渡辺満里奈
会員番号38番:工藤静香

Bクラス
会員番号14番:富川春美
会員番号17番:城之内早苗
会員番号22番:白石麻子
会員番号28番:横田睦美
会員番号32番:山本スーザン久美子
会員番号33番:布川智子
会員番号40番:生稲晃子
会員番号47番:山森由里子
など

以上が、各種データから見るおニャン子クラブメンバーの大まかな人気ランキングになります。

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究極DD(管理人)
【自己紹介】
名前:究極DD
年齢:思ったより若い
所在地:関東平野(情報が関東に偏る)
性格:生まれ持ってのデータ厨
好きなもの:女性アイドル
好きな番組:ザ・ベストテン
好きなドラマ:大映ドラマ
嫌いなもの:男性アイドル
専門分野:90年代の女性アイドルグループ
Twitter:https://twitter.com/idol20th
【サイト説明】
近年、You Tubeなどの動画サイトの影響か、中高生などの若い世代に70年代アイドル・80年代アイドル・90年代アイドルなどのファンが増えているそうです。
その一方で、インターネット環境の変化からサイトの閉鎖が相次ぎ、かつてネット上で書かれていたアイドルの情報が損失していっています。
自分はアイドルオタクというほどアイドルにハマっていたわけではありませんが、若い世代に20世紀に活躍したアイドルたちのことを語り継いでほしいので、自分の知り得るアイドルの情報を今のうちに書き残していきたいと思います。
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※執筆依頼は、『執筆依頼について』を参照してください。
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