有名タレントの宝庫!『桜っ子クラブさくら組』

桜っ子クラブさくら組プロフィール

メンバー生年月日下記参照
結成日1991年4月13日
出世作 TV番組『桜っ子クラブ』(1991年)
CDデビュー 1992年11月25日(なにがなんでも)
主要音楽祭受賞歴
(最優秀新人賞)
主要音楽祭受賞歴
(大賞)
ゴールデン・アロー賞
受賞歴
2002年度映画賞(菅野美穂)
日本アカデミー賞受賞歴
(最優秀賞、新人賞)
2006年度最優秀主演女優賞(中谷美紀)
ドラマアカデミー賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
1998年7~9月主演女優賞(中谷美紀)
1999年1~3月主演女優賞(中谷美紀)
2000年7~9月主演女優賞(菅野美穂)
2003年7~9月主演女優賞(菅野美穂)
2007年4~6月主演女優賞(菅野美穂)
2007年10~12月主演女優賞(菅野美穂)
2009年1~3月主演女優賞(菅野美穂)
2010年1~3月主演女優賞(菅野美穂)
紅白歌合戦出場回数
(2019年まで)
0回
代表曲
()内はオリコン最高順位
92年:なにがなんでも(99位)
92年:DO-して(64位)
他多数
ホームページ

※2020年7月21日、紹介するメンバーを5名追加。

桜っ子クラブさくら組が出演していた番組『桜っ子クラブ』

『桜っ子クラブさくら組』がマスコットガールとして出演していた『桜っ子クラブ』という番組は、前身番組の『アイドル共和国』と同様に、西武園ゆうえんちのイベントスペース(アイドル共和国)から公開放送(生放送と録画の2本撮り)されていました。
『おニャン子クラブ』を輩出した『夕やけニャンニャン』、『乙女塾』を輩出した『パラダイスGOGO!!』などと同じコンセプトの番組でしたが、野外での公開生放送でこういった形式の番組をするのは初めてに等しく、その点においては斬新さを感じて見ていた記憶があります。
ゴルフやJリーグ中継などで中止や短縮になることも多かったですが、1991年4月13日に始まった『桜っ子クラブ』は3年半続き(1994年9月17日終了)、『夕やけニャンニャン』や『パラダイスGOGO!!』などよりも長い期間の放送となりました。(ただし週1回の放送なので放送回数は少ない)

番組の司会は森脇健司と内海光司の2人で、『桜っ子クラブさくら組』のメンバー以外の主なレギュラー出演者はSMAPとなります。
番組が始まった時点で森脇健司は24歳、内海光司は23歳ですから、今だったら考えられないぐらい若い人たちだけで固められた番組でした。

桜っ子クラブさくら組とは

『桜っ子クラブさくら組』は、上気で説明した『桜っ子クラブ』から誕生したアイドルグループで、番組開始当初は11人で構成されていました。(結成メンバーの一部は、前身番組のアイドル共和国で行われたオーディション合格者から選出された)
その後は番組内でオーディションを行いメンバーを補充していき、最終的に『桜っ子クラブさくら組』に加入したメンバーは延べ38人となります。
番組内でのオーディションは当初こまめに行っていましたが、すぐに辞めてしまうなどのトラブルがあったのか、次第にある程度まとまって行うようになりました。

グループ内からのソロデビューは、順に

1991年6月12日:井上晴美(ふりむかないで)
1991年6月21日:中條かな子(天使の罠)
1991年7月10日:胡桃沢ひろ子(スパーク・プラグ)
1992年7月25日:加藤紀子(今度私どこか連れていって下さいよ)
1993年2月24日:持田真樹(そのままでいいわ~フィールドの砂~)
※グループ加入前、卒業後のデビューは除く

の5人で、グループ内ユニットとしては、

1991年11月21日:KEY WEST CLUB(お誂え向きのDestiny)
1993年 2年24日:MOMO(Just Combination)

の2組のデュオが誕生しています。
CDデビューしたメンバーやグループは、番組内で頻繁に歌を披露しプロモーション活動を行いました。

そして1992年11月25日には、グループ全体としても待望のデビューを果たします。
デビュー曲の『なにがなんでも』に参加したメンバーは、井上晴美、胡桃沢ひろ子、小林美香、持田真樹、柳香織、三井美佳、加藤紀子、中谷美紀、東恵子、大山アンザ・北川裕子・森野文子・山内麻耶・菅野美穂・鈴木奈々の15人です。(春原由紀は加入時期の関係でCDには参加していないが、テレビ番組などには出演していた)
このデビュー曲では、同じテレビ朝日の番組ということで、当時数少なかくなっていた貴重な音楽番組『ミュージックステーション』にも出演しています。
同時期に活動した大人数アイドルグループの『乙女塾』は、グループ全体でのCDデビューはしていませんし、『東京パフォーマンスドール』の楽曲は7人選抜で出していたので、『桜っ子クラブさくら組』のような10人を超える大人数の女性アイドルグループが歌手デビューするのは『おニャン子クラブ』以来となります。
更に2ndシングルの『DO-して』は、同じくテレビ朝日放送のアニメ『クレヨンしんちゃん』のエンディングテーマに採用されるなど、『桜っ子クラブさくら組』は当時のアイドルとして一定の活躍を見せていました。

主な桜っ子クラブさくら組出身者

結成メンバー

桜っ子クラブ初回放送に参加したメンバー

相生恵美

生年月日:1973年4月11日
加入日:1991年4月13日(結成メンバー)
卒業日:?
ソロデビュー日:-

【人物】
後に元『乙女塾』5期生の『鎌田朱美』らと、パソコンソフトメーカーであるバーディーソフトのイメージガール『パフ』を結成し、1993年7月21日に『STARTING OVER』という曲でCDデビューする。

井上晴美

生年月日:1974年9月23日
加入日:1991年4月13日(結成メンバー)
卒業日:1993年11月6日
ソロデビュー日:1991年6月12日(ふりむかないで)

【人物】
さくら組の番長的存在で、もっとも早く世間に注目されたさくら組メンバー。
前身番組『アイドル共和国』のアイドルオーディション『Hop!Step!とびだせアイドル』でグランドチャンピオンを獲得した影響もあり、さくら組は彼女を中心としたグループだと認識している人も当時は多かった。

胡桃沢ひろ子

生年月日:1974年1月4日
加入日:1991年4月13日(結成メンバー)
卒業日:1993年3月13日
ソロデビュー日:1991年7月10日(スパーク・プラグ)

【人物】
元『乙女塾』の2期生で、番組初期の貴重な歌唱メンバーだった。

中條かな子

生年月日:1973年3月4日
加入日:1991年4月13日(結成メンバー)
卒業日:?
ソロデビュー日:1991年6月21日(天使の罠)

【人物】
さくら組結成前から既にアイドル活動を始めていたメンバーで、1年足らずでさくら組を卒業した。
現在の『緒方かな子』。

小林美香

生年月日:1975年2月10日
加入日:1991年4月13日(結成メンバー)
卒業日:1993年3月13日
ソロデビュー日:-

【人物】
1990年に『第4回ミスアクションコンテスト』でアイドル賞を獲得、『東鳩オールレーズンプリンセスコンテスト』でプリティ賞を獲得と、さくら組加入前からアイドル活動をしていたメンバー。

夏目奈美

生年月日:1973年12月13日
加入日:1991年4月13日(結成メンバー)
卒業日:?
ソロデビュー日:-

【人物】
前身番組『アイドル共和国』で行われた『Hop!Step!とびだせアイドル』で審査員特別賞を獲得し、そのままさくら組に参加。

持田真樹

生年月日:1975年1月11日
加入日:1991年4月13日(結成メンバー)
卒業日:1994年3月
ソロデビュー日:1993年2月24日(持田真樹)

【人物】
番組内では過度に子供扱いされていたが、実際は井上晴美と同学年。(ただ2人が並ぶと実際に大人と子供のようだった)
結成メンバーの中では1番長くグループに在籍し、歴代でも加藤紀子とほとんど差のない2番目に長い在籍期間を誇る。

柳香織

生年月日:1973年3月19日
加入日:1991年4月13日(結成メンバー)
卒業日:1993年3月13日
ソロデビュー日:-

【人物】
グループ卒業後すぐに『K3GIRLS』(サンケーガールズと読む)というグループを結成し、1993年3月24日に『オシャレがとまらない』という曲でデビューした。

途中加入メンバー

桜まりえ

生年月日:1971年12月23日年
加入日:1991年
卒業日:?
ソロデビュー日:1995年7月25日(戻りたい 戻れない)※『浅田真季』名義

【人物】
1989年に『Weekly漫画アクション』という漫画雑誌が主催するコンテスト『ミスアクション』で3代目のグランプリを受賞するなど、既に芸能界入りしていたメンバー。
グループ卒業後は『浅田真季』に改名し歌手デビューし、2ndシングルの『ごまかしきれない Dancin’ in the bathroom』は、さくら組のライバル的存在であった『乙女塾』が出演していた『週刊スタミナ天国』のエンディング曲に採用された。
ブログ:http://asadamaki.doorblog.jp/

中元綾子

生年月日:1972年5月30日
加入日:1991年
卒業日:?
ソロデビュー日:

【人物】
卒業後に読売テレビのアナウンサーになったメンバー。
桜っ子クラブの放送が関東ローカル放送だったため、関西圏の人は元アイドルがアナウンサーになったという認識はなかったかもしれない。
現在は出身地の広島で芸能活動を続けている。

三井美佳

生年月日:1974年3月14日
加入日:1991年7月6日(オーディション合格日)
卒業日:1993年3月13日
ソロデビュー日:-

【人物】
元『乙女塾』7期生で、さくら組卒業後にテレビ東京のオーディション番組『ASAYAN』で開催された『つんくプロデュース芸能人新ユニットオーディション』で再起を目指すも落選。(このとき結成されたのは『太陽とシスコムーン』)

加藤のりこ

生年月日:1973年1月30日
加入日:1991年8月17日(オーディション合格日)
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:1992年7月25日(今度私どこか連れていって下さいよ)

【人物】
さくら組の中でもっとも在籍期間が長く、番組終盤は司会的なポジションも任されていた。
グループ加入後しばらくして『加藤紀子』に改名。
最終メンバーで行った人気投票では3位圏内。

東恵子

生年月日:1974年11月30日
加入日:1991年8月24日(となりのまぶ子ちゃん大賞グランプリ発表日)
卒業日:1993年3月13日
ソロデビュー日:-

【人物】
番組内のコーナー『となりのまぶ子ちゃん大賞』グランプリ受賞者で、『KEY WEST CLUB』メンバー。
水着になることを拒否したため水泳大会には出演していない。
後に『Aisha』に改名。

中谷美紀

生年月日:1976年1月12日
加入日:1991年8月24日(となりのまぶ子ちゃん大賞グランプリ発表日)
卒業日:1993年3月13日
ソロデビュー日:1993年12月3日(あなたがわからない)

【人物】
『となりのまぶ子ちゃん大賞』グランプリ受賞者で、『KEY WEST CLUB』メンバー。
水着になることを拒否したため水泳大会には出演していない。

北川裕子

生年月日:1974年7月1日
加入日:1991年?
卒業日:1994年3月
ソロデビュー日:-

【人物】
さくら組卒業後に『ラズベリー』という音楽ユニットを結成し、1998年3月1日『いちご畑』という曲でデビューした。

大山アンザ

生年月日:1976年5月4日
加入日:1992年1月25日
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:1998年4月18日(Dream)※ANZA名義

【人物】
『MOMO』のメンバーで、さくら組メンバーが多数出演した『美少女戦士セーラームーン』のミュージカルでは、主演の『月野うさぎ』役に抜擢。
後に『ANZA』に改名し、ロックバンド『HEAD PHONES PRESIDENT』のボーカルを任される。
ちなみに妹の『大山千穂』も一時期芸能活動を行っていて、山田孝之の子供を生んだ。(ただし結婚はしていない)
最終メンバーで行った人気投票では1位を獲得。

森野文子

生年月日:1977年2月7日
加入日:1992年1月25日
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:-

【人物】
『MOMO』のメンバー。さくら組メンバーが多数出演した『美少女戦士セーラームーン』のミュージカルでは、主要キャストの『水野亜美』役を任される。
その後も女優業を続けるが、2000年代の初めに芸能界から身を引いた模様。
最終メンバーで行った人気投票では7位圏内。

山内麻耶

生年月日:1976年12月21日
加入日:1992年1月25日
卒業日:1994年3月
ソロデビュー日:-

【人物】
同時加入の『MOMO』の2人と一緒に、『進め!地球防衛少女隊』という深夜の単発ドラマに出演。

菅野美穂

生年月日:1977年8月22日
加入日:1992年8月8日
卒業日:1994年3月
ソロデビュー日:1995年3月24日(恋をしよう!)

【人物】
中学生で加入したメンバーで、グループ内で最年少の期間が長かった。

鈴木奈々

生年月日:1975年7月21日
加入日:1992年8月8日
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:-

【人物】
笑点の座布団運びを目指していたバラエティ色の強いメンバー。
最終メンバーで行った人気投票では3位圏内。

春原由紀

生年月日:1975年8月13日
加入日:1992年秋?
卒業日:?
ソロデビュー日:1997年8月20日 (ポーラスター 〜君だけ信じて〜)

【人物】
グループ卒業後、『春原佑紀』に改名し歌手デビュー。
現在は、千葉県を中心としたFMラジオ『bayfm』のラジオDJとして知られる。
Twitter:https://twitter.com/yuki_haruhara

秋元彩香

生年月日:1975年12月22日※改名以前は1972年12月22日だった
加入日:1993年4月3日
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:1990年3月21日(素敵な大人になるために)※『古谷玲香』名義

【人物】
グラビアアイドル『古谷芳香』の妹で、自身もさくら組加入前からかなりの芸歴があり、名前も何度か変わっている。
CDデビューや映画の主演もさくら組加入前に経験済みでそれなりの大型新人だったが、番組内でブレイクすることはなく、卒業後は『ワイワイギャル』のメンバーになるなどしたが、いまいちパッとせず芸能界からフェードアウト。
その後10年以上の空白期間を経て、2015年に短期間芸能界に復帰しドラマなどに出演した。(現在は再びフェードアウト状態?)

中山博子

生年月日:1977年4月17日
加入日:1993年4月3日
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:-

【人物】
1990年に『ホリプロタレントスカウトキャラバン』で九州地区の代表になっているなど、グループ加入前から既に芸能活動を始めていた。
東映不思議コメディシリーズの『うたう!大龍宮城』では主演を任されるなど、同時加入した秋元彩香と共にグループのテコ入れ的要素の強いメンバーだった。
さくら組卒業後は、大阪パフォーマンスドールの『稲葉貴子』や『鈴木紗理奈』とゲーム番組に出演していた。(ちなみに、その番組で中山博子と入れ替わりでレギュラー出演したのはフジテレビビジュアルクィーンの『高橋里華』)
最終メンバーで行った人気投票では7位圏内。

岩名美紗子

生年月日:1976年8月20日
加入日:1994年2月26日(オーディション合格日)
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:1996年4月20日(OVER THE TIMES 〜時を超えて)※MISA名義

【人物】
元『東京パフォーマンスドール』のライブメンバー。
さくら組卒業後に『小谷みさこ』に改名し『pino』や『ワイワイギャルズ』のメンバーになった。
この時期に『ワイワイギャルズ』と関連が深かった特撮ドラマ『超光戦士シャンゼリオン』の主題歌を『MISA』名義で歌っている。
最終メンバーで行った人気投票では7位圏内。

斉藤志乃

生年月日:1977年12月9日
加入日:1994年2月26日(オーディション合格日)
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:2005年2月23日(ラブレター)

【人物】
特徴的な声による歌唱でインパクトを残しオーディションに合格。
グループ卒業後はグラビアアイドルとなり、伝説的なグラビアアイドル番組『BiKiNi』にも出演していた。

白羽玲子

生年月日:1978年7月16日
加入日:1994年2月26日(オーディション合格日)
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:2005年2月23日(ラブレター)

【人物】
1960年代から1970年代に絶大な人気を得たキックボクサー・キックの鬼こと沢村忠の娘。
2005年に甲本ヒロト作詞作曲の楽曲『ラブレター』でテイチクレコードからデビューした。
最終メンバーで行った人気投票では7位圏内。

黒沢真琴

生年月日:1976年11月2日
加入日:1994年4月
卒業日:1994年9月17日(最終メンバー)
ソロデビュー日:1993年1月1日(純愛)※『藤原久美』名義

【人物】
加入前に『藤原久美』の名で既にCDデビューしていたメンバー。
さくら組卒業後は『愛禾みさ』の名で女優業を続けたが長続きはしなかった。

桜っ子クラブさくら組から生まれたグループ

KEY WEST CLUB

メンバー:中谷美紀、東恵子
デビュー日:1991年11月21日(お誂え向きのDestiny)

【概要】
番組内のコーナー『となりのマブ子ちゃん大賞』で優勝した2人で結成された。

MOMO

メンバー:大山アンザ、森野文子
デビュー日:1993年2年24日(Just Combination)

【概要】
『桜っ子クラブさくら組』に同時加入した2人で結成。
さくら組在籍中に、2人揃ってミュージカル『セ-ラームーン』のメインキャストを務めた。
2人とも番組終了までグループに在籍していたので、番組後半の貴重な歌唱グループとして番組内で歌を披露することが多かった。

他の大人数アイドルグループとの比較

個人的に、『桜っ子クラブさくら組』に加え、『乙女塾』と『東京パフォーマンスドール』が90年代前半の”3大アイドルグループ”だと思っているのですが、この3組の中で『桜っ子クラブさくら組』はもっとも緩いグループでした。

この3組のグループは、大なり小なり『おニャン子クラブ』を意識していることは間違いありません。
『乙女塾』は、ある意味『おニャン子クラブ』の正当な後継者と言えるのですが、タレント養成講座というシステム上、『おニャン子クラブ』メンバーのような素人っぽさが前面に出ることはありませんでした。
『東京パフォーマンスドール』は、そもそもアイドルというよりパフォーマンス集団といった感じです。
一方、オーディションに合格してすぐに番組に登場する『桜っ子クラブさくら組』のメンバーは明らかに素人っぽく、最強の素人集団と言われた『おニャン子クラブ』にもっとも近いグループであったと言えるかもしれません。

『乙女塾』より『桜っ子クラブさくら組』のほうが長く続いたという事実から考えても、当時のアイドルファン(おニャン子クラブの幻影を見ていたファン)の心を掴んだのは、『桜っ子クラブさくら組』だったと個人的には思います。

1990年代前半の土曜の午後とアイドルたち
1990年に入ると、アイドルがよく出演していた『ザ・ベストテン』、『ザ・トップテン』、『夜のヒットスタジオ』などの歌番組は軒並み終了してしま...

『美少女戦士セーラームーン』ミュージカル

『桜っ子クラブさくら組』が活動していた当時、少女向けバトル系漫画の草分け的存在となる『美少女戦士セーラームーン』が大流行しました。(ヒーロー系漫画の女性版としては『キューティーハニー』が先駆している)
そして、その『美少女戦士セーラームーン』のミュージカルを1993年に行うことになったのですが、主要キャストである5人のセーラー戦士を『桜っ子クラブさくら組』のメンバーが務めことになります。
1993年8月11日から1998年2月16日の『美少女戦士セーラームーン』ミュージカル第1期シリーズ終了までで、『桜っ子クラブさくら組』メンバーが務めた主要なキャストは以下の通りです。

月野うさぎ:大山アンザ(1998年冬公演まで)
水野亜美 :森野文子(1998年冬公演まで)
火野レイ :中山博子(1994年春公演まで)→岩名美紗子※1(1994年春公演から1998年冬公演まで※2)
木野まこと:神山法子(1995年春公演まで)※3
愛野美奈子:鈴木奈々(1995年春公演まで)
※1、1996年春公演以降『小谷みさこ』名義
※2、1995年夏公演を除く
※3、『かのこ』名義で活動

このように、『美少女戦士セーラームーン』ミュージカルにおける主要のキャストは、当初、全て『桜っ子クラブさくら組』のメンバーが務め、その状況は『桜っ子クラブ』の放送終了後も続きました。
特に主人公である『月野うさぎ』役の大山アンザと『水野亜美』役の森野文子の2人(MOMOのメンバー)は、1998年にキャストが一新される前までの全公演に出演し続けています。
また『火野レイ』役は、中山博子から岩名美紗子へと『桜っ子クラブさくら組』メンバー同士でキャストを引き継ぎ、1998年までのほとんどの公演で『桜っ子クラブさくら組』のメンバーが演じ続けました。

以上ように、『桜っ子クラブさくら組』のメンバーと『美少女戦士セーラームーン』ミュージカルの関係は深く、また別の機会で書きますが『美少女戦士セーラームーン』アニメと『桜っ子クラブさくら組』にも、とある関係性があることで知られています。

桜っ子クラブさくら組の光:その後の芸能界での活躍

『桜っ子クラブさくら組』のメンバーは、その後の芸能界で大活躍します。

井上晴美
中條かな子
持田真樹
加藤紀子
中谷美紀
菅野美穂

などのメンバーがその例ですが、特に菅野美穂と中谷美紀の活躍は顕著で、この2人が在籍していたという事実だけでも、十分伝説に値するアイドルグループと言えるでしょう。
しかも、この2人はほんの少しの在籍などではなく、グループ内でもそれなりに目立った活動を行い、デビューシングルにも参加しています。

ではここで、『桜っ子クラブさくら組』と同時代に活躍したアイドルグループについても、その後の芸能界で活躍したメンバーを見ていきたいと思います。

乙女塾:永作博美、三浦理恵子
東京パフォーマンスドール:篠原涼子、穴井夕子、仲間由紀恵
黒BUTAオールスターズ:持田香織、華原朋美

当時のアイドルグループには、以上のように後に有名になるメンバーが在籍しているケースがよくあります。
しかし、『東京パフォーマンスドール』の仲間由紀恵はグループ活動終盤に少し活動しただけで、グループとしてCDも出していませんし、『黒BUTAオールスターズ』はそもそも活動が小規模でした。
やはり、その後の芸能界での活躍という観点では、菅野美穂と中谷美紀がガッツリと参加していた『桜っ子クラブさくら組』が一枚上と言えるでしょう。
もし、その後のメンバーの活躍という観点で『桜っ子クラブさくら組』に匹敵するようなグループがあるとしたら、新田恵利、国生さゆり、岩井由紀子、渡辺美奈代、渡辺満里奈、工藤静香、生稲晃子などを生んだ『おニャン子クラブ』ぐらいしか考えられません。

実はアイドルグループ出身の有名芸能人たち!
現在活躍する女性芸能人の中には、世間的にはあまり知られていないものの、実はアイドルグループ出身だったという人がかなり存在しています。 特に...

桜っ子クラブさくら組の闇:アイドル漂流記

1990年代は”アイドル冬の時代”と言われるほど、アイドル文化が廃れていった時代でした。
とは言え、子供時代に見た80年代アイドルに憧れを抱き、アイドルになりたい人は大勢いたと思われます。
しかし『ザ・ベストテン』も『ザ・トップテン』も『夜のヒットスタジオ』も終わり、アイドルの活躍する場は少なくなります。
このように1990年代の前半は、アイドルの需要と供給のバランスが大きく崩れていたのです。

そんな中で、アイドルを目指す人たちがアイドル業界で”漂流”していきます。

そしてそういった人たちの拠り所となったのが、『桜っ子クラブさくら組』なのです。
『乙女塾』は早い段階で解散してしまいますし、『東京パフォーマンスドール』は世に知れ渡ったときには激しいダンスを行うパフォーマンス集団のような感じになっていて敷居がかなり高いグループになっていました。
一方『桜っ子クラブさくら組』は、そんなに敷居が高い感じはしないでしたし、『桜っ子クラブ』も3年半と当時としては比較的長く続いていたため、アイドルを目指す人がもっとも加入を目指しやすい場所となっていたのです。
また『桜っ子クラブさくら組』には、アイドル活動が上手くいかなかった人の再就職先としての側面もありました。

メンバー紹介のところでも書きましたが、『乙女塾』出身の胡桃沢ひろ子、三井美佳、『東京パフォーマンスドール』出身の岩名美紗子、この3人に秋元彩香加えた4人は、『桜っ子クラブさくら組』に流れ着いたアイドル漂流の代表的な例と言えます。
以下、この4人の主なアイドル経歴です。

胡桃沢ひろ子:乙女塾→桜っ子クラブさくら組→ASAYANオーディション落選→L☆IS→ソロ活動
三井美佳  :乙女塾→桜っ子クラブさくら組→ASAYANオーディション落選→ソロ活動
岩名美紗子 :東京パフォーマンスドール→桜っ子クラブさくら組→pino(後のAmi)→ワイワイギャル→ソロ活動
秋元彩香  :ソロ活動→桜っ子クラブさくら組→ワイワイギャル→ソロ活動

このように、この4人は様々なアイドルグループを渡り歩きながら、芸能界という荒波の中でもがいている様子が見てとれます。

90年代のアイドルグループ完全一覧&メンバーまとめ
80年代アイドルは基本的にソロで活動をしていましたが、1990年代に入るとグループ型のアイドルが増え、アイドルグループの全盛期を迎えます。 ...

私の好きな桜っ子クラブさくら組楽曲

私が好きな桜っ子クラブさくら組の楽曲は、

なにがなんでも

です。

桜っ子クラブさくら組は、グループとしてシングル3枚しか出していないので、ほとんど選びようがないですね。(;^_^A

桜っ子クラブさくら組のおすすめ商品

スペシャルミュージカル 美少女戦士セーラームーン メモリアル(上) [DVD-BOX]

こちらは『桜っ子クラブさくら組』のメンバーがメインキャストとして出演した『美少女戦士セーラームーン』ミュージカルのDVDセットで、『桜っ子クラブさくら組』在籍中に行われた初期の公演映像も含まれます。

スペシャルミュージカル 美少女戦士セーラームーン メモリアル(下) [DVD-BOX]

こちらは上記DVDの下巻です。

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