沢口靖子プロフィール
生年月日 | 1965年6月11日 |
芸能界入り | 第1回『東宝シンデレラ』グランプリ |
キャッチフレーズ | - |
レコードデビュー | 1984年6月21日(潮騒の詩) |
主要音楽祭受賞歴 (最優秀新人賞) | - |
主要音楽祭受賞歴 (大賞) | - |
ゴールデン・アロー賞 受賞歴 | 1985年度放送新人賞 1985年度グラフ賞 |
主要映画賞受賞歴 (主演賞、助演賞、新人賞) | 1985年度日本アカデミー賞新人俳優賞(ゴジラ) 1985年度エランドール新人賞※ ※エランドール新人賞はテレビドラマでの活躍を含んだ俳優賞 |
ドラマアカデミー賞受賞歴 (主演賞、助演賞、新人賞) | - |
紅白歌合戦出場回数 (2024年まで) | 0回 |
代表曲 ()内はオリコン最高順位 | - |
目次
2、沢口靖子の意外な同期
3、沢口靖子の歌手活動
4、NHK連続テレビ小説『澪つくし』への出演
5、通りシリーズドラマへの出演
6、1990年代の女優活動
7、『科捜研の女』への出演
8、斉藤由貴とのライバル関係
9、現在の沢口靖子
10、クイズ
11、アンケート
12、ホームページ・SNS
13、関連記事
沢口靖子の意外な同期
当時を知っている人なら驚かないでしょうが、沢口靖子には意外な同期が存在します。
それは斉藤由貴で、2人は現在も続く『東宝「シンデレラ」オーディション』出身です。
沢口靖子は1984年に開催された第1回目の『東宝「シンデレラ」オーディション』でグランプリを獲得し、東宝芸能所属として芸能界入りしています。
斉藤由貴も同じオーディションの最終選考まで勝ち残り東宝芸能に所属しているので、2人は完全な同期ということです。
この事実について、現在の2人しか知らない世代は相当驚くのではないでしょうか?
沢口靖子の歌手活動
沢口靖子は1984年7月7日公開の映画『刑事物語3 潮騒の詩』に主要キャストの1人として出演し、挿入歌の『潮騒の詩』で1984年6月21日に歌手デビューします。
同じオーディション出身の斉藤由貴の歌手デビュー日が1985年2月21日ですので、沢口靖子のほうが8ヶ月も速くデビューしていることになります。
しかし、沢口靖子は歌手として斉藤由貴ほど話題になりませんでした。
ズバリ、沢口靖子は歌が下手だったのです。(;^_^A
そのため沢口靖子の歌手活動は1984年にシングル2枚を発売して一旦停止し、その後1985年に1年以上の期間を空けて1枚、1988年に1枚のシングルを発売して最終的に計4枚のシングルを発売しています。
最初の3曲はスローテンポで音痴をなんとか誤魔化していたのですが、4枚目のシングルでアップテンポな曲を歌い一気に音痴が露呈し、結局このシングルを最後に沢口靖子は歌手活動を行いませんでした。
NHK連続テレビ小説『澪つくし』への出演
1985年度前期のNHK連続テレビ小説『澪つくし』に主演します。
澪つくしの最高視聴率は55.3%で、これは1980年代では『おしん』に次ぐ2位、全期間では4位という好成績になります。(平均視聴率は9位)
おしん以外で澪つくし以上の最高視聴率を記録した作品は、1966年度放送の『おはなはん』(56.4%)、1967年度放送の『旅路』(56.9%)、1968年度放送の『あしたこそ』(55.5%)と全て1960年代の作品なので、1970年代以降では2位という高視聴率です。
ちなみに、同じオーディション出身の斉藤由貴は同じ期間に『スケバン刑事』に主演し、『澪つくし』の次々作となる連続テレビ小説『はね駒』(最高視聴率49.7%)で主演しています。
通りシリーズドラマへの出演
1986年1月に、石野陽子が主演した『セーラー服通り』というドラマが放送され、続いて『痛快!OL通り』と名前の一部と出演者、主題歌の歌唱者(渡辺美里)を踏襲するドラマが、1986年10月に放送されます。
この『痛快!OL通り』に沢口靖子は主演します。
『セーラー服通り』と『痛快!OL通り』には、後にお昼のバラエティ番組『いただきます』や『ごきげんよう』でMCを務める小堺一機が主演クラスで出演しており、『通りシリーズ』は小堺一機がメインのドラマでした。(当時の小堺一機はドラマ出演や歌手活動も行っていた)
しかし、『痛快!OL通り』に続いて1988年1月放送された『痛快!ロックンロール通り』には小堺一機が出演せずに沢口靖子が引き続き主演したため、通りシリーズは小堺一機から沢口靖子にメインへが移り変わった形となっています。
『痛快!ロックンロール通り』では、美少女として話題中の後藤久美子とW主演で、これら通りシリーズのドラマは当時一定の人気を保ち続けていました。
ちなみに、『痛快!ロックンロール通り』では沢口靖子の最後のシングル曲(Follow me)が挿入歌として採用されています。
1990年代の女優活動
1990年代に入ってからの沢口靖子は、『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』のような話題の連続ドラマに出演するのではなく、少し変わった女優活動をしていきます。
では、沢口靖子が1990年代に出演した連続ドラマの一覧をご覧ください。
放送日 | ドラマ名 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|---|
1990年1月13日~2月10日 | 花燃える日日 -野望の国・第二部- | 日本テレビ | 主演、時代劇、短期間の連続ドラマ |
1990年2月28日~6月6日 | お江戸捕物日記 照姫七変化 | フジテレビ | 主演、時代劇 |
1990年4月12日~5月3日 | 高円寺純情商店街 | テレビ朝日 | 短期間の連続ドラマ |
1991年1月6日~12月8日 | 太平記 | NHK | 大河ドラマ |
1991年10月7日~12月23日 | ホテルウーマン | 関西テレビ | 主演 |
1992年1月11日~3月21日 | …ひとりでいいの | 日本テレビ | 主演 |
1993年4月5日~5月6日 | トーキョー国盗り物語 | NHK | 主演 |
1993年10月21日~12月16日 | 女検事の捜査ファイル | テレビ朝日 | 主演 |
1993年11月13日~12月4日 | エトロフ遥かなり | NHK | |
1994年11月14日~12月8日 | 赤ちゃんが来た | NHK | 主演 |
1994年7月14日~9月22日 | 大家族ドラマ 嫁の出る幕 | テレビ朝日 | 主演 |
1996年1月7日~12月22日 | 秀吉 | NHK | 大河ドラマ |
1997年1月7日~3月18日 | 彼 | 関西テレビ | |
1997年10月16日~1998年3月12日 | 新・御宿かわせみ | テレビ朝日 | 主演 |
1998年6月28日~9月20日 | 海まで5分 | TBS | w主演の1人、昼ドラ |
以上のように、沢口靖子はコンスタントに連続ドラマに出演し、そのほとんどで主演しています。
しかし大河ドラマを除き話題になるような作品への出演はなく、正直言って私自身も上記の作品をほとんど観た覚えがありません。
1話完結のスペシャルドラマでは話題作で主演することもありましたが、当時の沢口靖子は主演した作品が話題にならないのに主演クラスの仕事を任され続けるという特殊な女優活動をしていました。
『科捜研の女』への出演
そんな状況の中、沢口靖子は自身の代名詞となるドラマに出会います。
それがテレビ朝日系列放送の『科捜研の女』です。
『科捜研の女』は、1999年10月21日から1999年12月16日まで放送された第1シーズン以降、現在でも続く超人気シリーズのドラマとなっています。
元々テレビ朝日は若者向けドラマに弱い一方で、シリーズ物の刑事ドラマなどにはめっぽう強く、『科捜研の女』と同時期(2000年6月~)に始まった水谷豊主演の『相棒』も刑事物ドラマとして現在まで続いています。
この『科捜研の女』と『相棒』が長期の人気を獲得したことにより、今のテレビ朝日はドラマに強いイメージへと変貌し、局全体の視聴率争いでも大躍進することとなりました。(テレビ朝日は2023年に開局以来初の世帯別3冠王を達成)
上記した通り沢口靖子は話題作の出演が少なかったのですが、『科捜研の女』の出演によりその状況を一気に払拭し、今では『沢口靖子=科捜研の女』と言えるほどの代名詞となっています。
斉藤由貴とのライバル関係
関係者のインタビューなどを聞くところによると、沢口靖子は同じオーディション出身の斉藤由貴のことをかなり意識していたそうです。
共に参加したオーディションでは沢口靖子がグランプリを獲得し、レコードデビューもNHK連続テレビ小説での主演も沢口靖子が斉藤由貴に先んじています。
その後も、沢口靖子はドラマで多数主演を任されるなど順調な芸能活動をしていました。
しかし人気面で見れば、斉藤由貴との間に差があったと言わざるを得ません。
そのため、沢口靖子は斉藤由貴のことを必要以上にライバル視し、上記した4枚目のシングルを3年空けて発売したことも、歌手として成功している斉藤由貴を意識して沢口靖子自身が提案したそうです。
結局、この歌手活動は墓穴を掘る形となるのですが、沢口靖子にとって斉藤由貴は意識せざるを得ない存在だったのかもしれません。
今では沢口靖子も斉藤由貴も最高レベルに売れている80年代アイドルとなっているので、このライバル意識は良い方向に進んだものと思われます。
現在の沢口靖子
現在において、沢口靖子はゴールデンタイムの連続ドラマに頻発して主演する唯一の80年代アイドルとなっています。
沢口靖子がアイドルであるかどうかの議論はあるにせよ、河合奈保子や中森明菜を知らなくても沢口靖子は知っているという人も、今では多くなっていることでしょう。
その他に、ナビスコ発売のリッツ(後にルヴァンに改名)というクラッカーのCMには、1988年から2022年までの34年間にわたって出演し続けました。(現在は降板)
このように、沢口靖子はウサギとカメのカメとまではいかないまでも、地道な活動で他の80年代アイドルを全員抜き去り、今では1番売れている80年代アイドルと言えるような存在になったわけです。
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