アイドルの夜明け、アイドルの始まりはいつからで誰からなのか?

アイドルとは何か?
皆さんは、このことを考えたことはあるでしょうか?

Wikipediaには、

アイドルとは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を意味する英語(idol)に由来し、文化に応じて様々に定義される語である。
参照:Wikipedia-アイドル

と記されています。

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アメリカでは、主に芸能分野における若い人気者をアイドルと呼んでいたそうで、フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーなどがアイドルと呼ばれていました。
かつての日本では、アメリカなどの英語圏でアイドルと呼ばれる海外のタレントをそのままアイドルと呼び、日本人はアイドルの対象外だったそうです。
日本の人気者は1960年代まで、若い人限定ではなく”スター”と呼ばれていました。
この呼び名が変わっていったのが1970年代の初めです。

1970年から1971年に岡崎友紀主演で放送された『おくさまは18歳』が空前のヒットとになり、更に岡崎友紀は『なんたって18歳!』などの18歳シリーズと呼ばれるドラマに立て続けに出演、ブロマイドが飛ぶように売れるなど大きな人気を得ることになりました。
この岡崎友紀が次第にアイドルと称されるようになります。

そして、岡崎友紀の人気沸騰から少し遅れて1971年に天地真理がデビューし、デビュー以降の2年間で出したシングル曲は全てオリコン3位以内と国民的な人気となりました。(当時のオリコンランキングは連続して1位を獲ることはかなり難しかった
この天地真理の登場により、現在にまで続く歌手型アイドルがアイドルの基本的なイメージとして定着していきます。
この天地真理と同時期にデビューした小柳ルミ子、南沙織を合わせた3人は、新三人娘と呼ばれ人気を博したのですが、天地真理より半年ほど早くデビューし『わたしの城下町』や『瀬戸の花嫁』などを歌った小柳ルミ子は、アイドルというイメージより歌謡曲の歌手というイメージが強く、この時点では、まだアイドルのイメージは定着していなかった様子が伺えます。(デビュー当時の小柳ルミ子は、歌手として天地真理以上の実績を誇る)

その後は花の中三トリオ(森昌子、桜田淳子、山口百恵)がデビュー、更にグループ型女性アイドルの元祖と言えるキャンディーズも同時期にデビューしました。(男性アイドルグループとしては、既にジャニーズやフォーリーブスがいたが、アイドルという呼ばれ方はされていなかったと思います)
キャンディーズ登場の前にも、、ザ・ピーナッツやゴールデン・ハーフなどのグループはいましたが、双子やハーフといった分かりやすい括りでのグループで、現在まで続くような女性のアイドルグループはキャンディーズが元祖と言えます。
そして、1976年にデビューしたピンク・レディーは日本芸能史上最大のブームを巻き起こしました。
このような人たちが70年代に立て続けに登場し、日本にアイドルというものが定着していくのです。

アイドルという言葉が定着していったのは、おそらく1972年から1973年頃でしょう。
1970年デビューで、1971年に『空に太陽がある限り』がヒットした『にしきのあきら』は、アイドルではなくスターと呼ばれていたので、この時点ではまだアイドルという言葉は定着していなかったようです。
しかし、1973年から1974年に活躍した競走馬のハイセイコーはアイドルホースと称されており、おそらくこの時期にはアイドルという言葉が一種のトレンドとなっていたと思われます。

要約すると、
アイドルの元祖は、岡崎友紀(1970年以降)
現在まで続くようなアイドル像を築いたのは、天地真理(1971年以降)
女性アイドルグループの元祖は、キャンディーズ(1973年以降)
ということになります。

以上、日本における”アイドルの夜明け”の話しでした。

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