今やプロ野球監督夫人『中條かな子』

中條かな子／緒方かな子プロフィール

生年月日	1973年3月4日
芸能界入り	1988年『ロッテ CMアイドルはキミだ!』からのスカウト
初出世作	TV番組『桜っ子クラブ』（1991年）
CDデビュー	1990年11月21日（あ・げ・な・い）※ビデオ付きミニアルバム 1991年6月21日（天使の罠）※シングル
主要音楽祭受賞歴（最優秀新人賞）	－
主要音楽祭受賞歴（大賞）	－
ゴールデン・アロー賞受賞歴	－
主要映画賞受賞歴（主演賞、助演賞、新人賞）	－
ドラマアカデミー賞受賞歴（主演賞、助演賞、新人賞）	－
紅白歌合戦出場回数（2023年まで）	0回
代表曲（）内はオリコン最高順位	91年：天使の罠他多数

1、中條かな子／緒方かな子プロフィール
2、中條かな子を名乗る前の活動
3、中條かな子誕生！
4、『桜っ子クラブさくら組』の参加
5、納得していなかった？『桜っ子クラブさくら組』の加入
6、学園祭の女王
7、まさかの結婚相手と、その後の中條かな子
8、私の好きな中條かな子楽曲
9、クイズ
10、アンケート
11、ホームページ・SNS
12、関連記事

中條かな子を名乗る前の活動

中條かな子は、1988年に行われた『第3回・ロッテ CMアイドルはキミだ!』というアイドルオーディションの本戦まで進出し、このときは本名の“矢川可奈子”名義でした。
その後、しばらくはこの矢川可奈子名義で活動し、アイドル雑誌『UP to boy』が主催するコンテスト『ミスアップ』に出場した他、雑誌グラビアの表紙を飾ったこともあります。
今や後述する理由から中條かな子の名前すらも人々の記憶から薄くなっていますが、その前にも別名義の活動があったことに驚く人も多いかと思います。

アイドルオーディションの一覧とその出身者

1970年から1999年までに行われた、一般人女性を対象としたオーディションや新人発掘型のコンテストの結果（グランプリ、入選者）や著名な落選者などを、この場で一気にまとめたいと思います。ただし、大学が主催するミス・キャンパスや、...

中條かな子誕生！

活動当初の矢川可奈子は雑誌のグラビアなどにたまに登場する程度でしたが、歌手デビューすることが決まり、名前を中條かな子に改名しました。
改名後はグラビアでの人気が高まり、『中條かな子とビキニ族』というグループでイベント活動もしています。
1990年7月1日から9月23日まではSMAP司会の『ヤンヤンもぎたて族』にレギュラー出演、更に西武ゆうえんちで公開生放送されていた『アイドル共和国』という番組にもレギュラー出演するなど、中條かな子の顔をテレビで見る機会も増えていきます。
1990年の年末にかけては、ビデオ付きのミニアルバム『あ・げ・な・い』、写真集『Pulin Pulin』、イメージビデオ『スコラ un!』を発売するなど、中條かな子は徐々にアイドルとして活動の幅を広げていきました。

『桜っ子クラブさくら組』の参加

その後、中條かな子は『アイドル共和国』の次番組として始まった『桜っ子クラブ』に、番組のマスコットグループ『桜っ子クラブさくら組』のメンバーとして放送開始から参加することになります。
ビデオ付きのミニアルバムという形で一応歌手デビューしていた中條かな子ですが、1991年6月21日にミニアルバムにも入っていた『天使の罠』でデビューのやり直しを行い、本人も周囲もこれがデビュー曲だと宣伝していました。
この再デビューは『桜っ子クラブさくら組』内では井上晴美の続く2番目の早さで、番組内でよく歌を披露することとなります。

納得していなかった？『桜っ子クラブさくら組』の加入

後年のインタビューなどを見返すと、中條かな子は『桜っ子クラブさくら組』の加入にあまり納得していなかったようです。
『桜っ子クラブさくら組』には、『桜っ子クラブ』の前身番組『アイドル共和国』のオーディションコーナー（Hop！Step！とびだせアイドル）で入選した人も複数人（相生恵美、井上晴美、星野麻衣子、夏目奈美）参加したのですが、この『アイドル共和国』のオーディションコーナーでアシスタントMCを務めていたのが中條かな子だったため、自身が他のメンバーよりも格上だという認識があったものと思われます。
年齢もグループの結成メンバーの中で1番年上なため（生年月日が判明していない1人を除く）、他のメンバーと横並びにされることに対して嫌悪感があったのかもしれませんし、何より井上晴美が自分より先にデビューしたことにも思うところがあったのかもしれません。
また、『桜っ子クラブさくら組』から同時期にデビュー（中條かな子は再デビュー）した井上晴美や胡桃沢ひろ子は、歌唱力が正直イマイチだったという事情もあります。

そういう経緯もあったのか、中條かな子は『桜っ子クラブさくら組』を1年足らずで卒業しています。

有名タレントの宝庫! 『桜っ子クラブさくら組』

桜っ子クラブさくら組プロフィールメンバー生年月日下記参照結成日 1991年4月13日出世作 TV番組『桜っ子クラブ』（1991年） CDデビュー 1992年11月25日（なにがなん...

学園祭の女王

『桜っ子クラブさくら組』在籍時から、中條かな子は“学園祭の女王”として人気を得ていました。
当時は、ボディコン衣装で人気となった田中美奈子や、セクシー系アイドルのSHIHOなどが学園祭の女王として名を馳せており、グラビアで人気を得ていた中條かな子を含めセクシーな女性が学園祭によく呼ばれていたようです。

このことから分かることは・・・

・・・

学園祭の実行委員は、大抵男性が務めているということです！(;^_^A

まさかの結婚相手と、その後の中條かな子

アイドルとしての活動も落ち着いてきた1996年、中條かな子は広島カープ一筋で21年活躍することとなるプロ野球選手・緒方孝市と結婚します。
これを機に芸能界を引退した中條かな子は、自身の出身地でもある広島に生活の拠点を移すことになりました。
その後しばらくして、子育ての負担にならない程度に緒方かな子名義で広島限定の地方タレントとして活動します。

夫の緒方孝市は、2015年から2019年まで広島カープの監督に就任していますが、この少し前に球団の本拠地が新球場（MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島）に移転し、『カープ女子』という言葉が流行語大賞トップ10に選ばれるなど、当時の広島カープは何かと注目を集める存在でした。
そして、緒方孝市の監督就任時にセ・リーグを三連覇を果たしたため、緒方かな子は元アイドルの監督夫人としてメディアで度々取り上げられました。

ちなみに、1997年に産んだ第一子の緒方佑奈は現在声優として活動しています。