デビュー3年で悲願のヒット『石川ひとみ』

石川ひとみプロフィール

70年代アイドルの石川ひとみ

生年月日 1959年9月20日
芸能界入り 『君こそスターだ!』チャンピオン
キャッチフレーズ
レコードデビュー 1978年5月25日(右向け右)
主要音楽祭受賞歴
(最優秀新人賞)
主要音楽祭受賞歴
(大賞)
ゴールデン・アロー賞
受賞歴
主要映画賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
ドラマアカデミー賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
紅白歌合戦出場回数
(2024年まで)
1回
代表曲
()内はオリコン最高順位
81年:まちぶせ(6位)
他多数

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目次

石川ひとみはスクールメイツ出身!

石川ひとみは高校1年生のときに東京音楽学院の名古屋校に通うのですが、病気などの影響もあり半年ほどで辞めてしまいます。
しかし、せっかく歌やダンスのレッスンしたのだからと思い、高校2年生のときに同じ東京音楽学院名古屋校の校内オーディションを受け再び芸能界への道を志します。
この東京音楽学院は渡辺プロダクション系列の芸能学校で、スクールメイツはこの学校の生徒からダンスの上手い人が選ばれる形で1964年に結成され、以後も同様に東京音楽学院の生徒がスクールメイツを務めていました。
石川ひとみも東京音楽学院に在籍していた時期に、スクールメイツとして活動していたことがあるそうです。Σ(゚Д゚)

デビュー当時の活動

デビュー直後の石川ひとみは、正直言ってあまり売れていませんでした。
石川ひとみがデビューした当時は猫も杓子もピンク・レディーという時代で、新人アイドルにはなかなかチャンスがなかったのかもしれません。
しかし石川ひとみの売れない時代は長く続き、1981年までに発売した10枚のシングルでオリコン最高順位は42位止まりとなっています。
当時の石川ひとみにおける最大の仕事はNHKの人形劇『プリンプリン物語』の声優で、アイドルとはかけ離れたものとなっていました。

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『まちぶせ』のヒット

売れない時代が続いた石川ひとみは、企画性の高い『プリンプリン物語』(上記した人形劇の主題歌)を除いた10枚目という節目のシングルでヒットしなければ芸能界から引退する覚悟を決めます。
そんな状況の1981年4月21日に発売した『まちぶせ』は、事務所の先輩(既に引退済み)である三木聖子のカバー曲で、東京音楽学院時代によく歌っていた1曲でもありました。

発売当時は今まで通りの低調な売り上げだった『まちぶせ』ですが、じわじわと注目を集め8月31日付と9月7日付のオリコンでは6位を獲得するにまで至ります。
『ザ・ベストテン』では、7月16日放送の今週のスポットライトで取り上げられ、8月27日と9月10日の放送では3位を獲得した他、『ザ・トップテン』では最高2位を獲得するなど売り上げ以上の話題になっていきます。
この曲をもって石川ひとみはNHK紅白歌合戦へ出場するのですが、ここまでの苦労もあってか途中で泣き出して上手く歌うことはできませんでした。

結局『まちぶせ』は39.7万枚を売り上げるのですが、これは山口百恵のラストシングルとなった『さよならの向う側』(37.6万)よりも多く、各アイドルの1980年代における最大売り上げシングルで比較すれば、菊池桃子の『卒業-GRADUATION』(39.4万)、柏原よしえの『ハロー・グッバイ』(38.2万)、小泉今日子の『迷宮のアンドローラ』(37.7万)、中山美穂の『人魚姫 mermaid』(36.5万)以上のヒットとなっています。

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『レツゴーヤング』の司会に抜擢

『まちぶせ』で注目を集めた石川ひとみでしたが、その後に発売したレコードは売り上げが一気に低下してしまいます。
しかし、アイドルファンの目にはよく留まる存在でした。
その理由は、アイドルが多数出演するNHKの歌番組『レッツゴーヤング』に司会として出演していたためです。
石川ひとみは『レッツゴーヤング』に1982年度後期から番組が終了する1986年4月まで太川陽介と共に司会を続け、女性としては最長の番組出演歴を誇ります。

歌手としては一発屋の域を超えなかった石川ひとみですが、以上のように芸能人として消えることはなく活動を続けていきます。

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B型肝炎の発症と闘病

『レッツゴーヤング』終了後の1987年、石川ひとみはB型肝炎に発症していることが発覚しました。
その治療のため長期の入院となり、結果、事務所との契約も切れてしまいます。
B型肝炎はウイルスで感染する病気ですが、当時はエイズが世界的に大きな話題だったこともあってか、B型肝炎の患者にも偏見や差別があったそうです。
この病気は完治することがないので、現在も石川ひとみは薬を飲み続ける生活をしているはずです。

石川ひとみとNHKの関係

デビューからいまいち仕事に恵まれなかった石川ひとみが、最初に注目を集めた仕事はNHKの人形劇『プリンプリン物語』でした。
『まちぶせ』の流行後に人気が低迷した際は、NHKの若者向け歌番組『レッツゴーヤング』で司会に抜擢されます。
更に、B型肝炎の治療から復帰してしばらく経った1997年には、NHK教育テレビの子供向け番組で『ニャンちゅう』と共演するお姉さん役を古村比呂から引き継いでいるのです。

以上のように石川ひとみは芸能活動が厳しい状況になったときに必ずNHKが助け舟を出していたようで、NHKとは良好な関係があったように感じます。

現在の石川ひとみ

石川ひとみは1993年にデビューからバックバンドを務めていた作曲家の山田直毅と結婚し、現座も活発的に音楽活動を行っています。
懐メロ番組にも度々出演し、当然のごとく『まちぶせ』を披露しています。(;^_^A

私が好きな石川ひとみ楽曲

私が1番好きな石川ひとみの楽曲は、

まちぶせ

です。
石川ひとみと言えばやっぱり『まちぶせ』です!
1980年代の名曲アイドルソングの1つですね。(^o^)

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究極DD(管理人)
【自己紹介】
名前:究極DD
年齢:思ったより若い
所在地:関東平野(情報が関東に偏る)
性格:生まれ持ってのデータ厨
好きなもの:女性アイドル
好きな番組:ザ・ベストテン
好きなドラマ:大映ドラマ
嫌いなもの:男性アイドル
専門分野:90年代の女性アイドルグループ
Twitter:https://twitter.com/idol20th
【サイト説明】
近年、You Tubeなどの動画サイトの影響か、中高生などの若い世代に70年代アイドル・80年代アイドル・90年代アイドルなどのファンが増えているそうです。
その一方で、インターネット環境の変化からサイトの閉鎖が相次ぎ、かつてネット上で書かれていたアイドルの情報が損失していっています。
自分はアイドルオタクというほどアイドルにハマっていたわけではありませんが、若い世代に20世紀に活躍したアイドルたちのことを語り継いでほしいので、自分の知り得るアイドルの情報を今のうちに書き残していきたいと思います。
アイドルブームの時代を生きた一般人目線のアイドル論を是非ご覧ください!
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