明朗闊達でNHKもお気に入り?『西田ひかる』

西田ひかるプロフィール

80年代アイドル西田ひかる

生年月日 1972年8月16日
芸能界入り アメリカ在住の小学生時代から芸能活動をしている模様
キャッチフレーズ つまさきまでまぶしい15歳
レコードデビュー 1988年1月21日(ぼくらのセディ)
主要音楽祭受賞歴
(最優秀新人賞)
主要音楽祭受賞歴
(大賞)
ゴールデン・アロー賞
受賞歴
1990年グラフ賞
1995年新人賞
1995年演劇新人賞
主要映画賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
1990年度日本アカデミー賞新人俳優賞(山田ババアに花束を)
ドラマアカデミー賞受賞歴
(主演賞、助演賞、新人賞)
紅白歌合戦出場回数
(2024年まで)
4回
代表曲
()内はオリコン最高順位
91年:ときめいて(7位)
92年:生きてるって素晴らしい(24位)
93年:涙 止まらない(18位)
94年:きっと愛がある(19位)
95年:人生変えちゃう夏かもね(18位)
95年:C’mon3!(24位)
他多数

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目次

アメリカ時代の西田ひかる

西田ひかるは、生後間もない頃から13歳までアメリカ・ロサンゼルスで暮らしていたそうです。
日本への帰国は1985年で、1987年頃から芸能活動を始めるのですが、実は西田ひかるの芸能活動はアメリカ在住のときから始まっていました。
世界的なアーティストである『スティーヴィー・ワンダー』が1979年に『愛の園』(原題:Ai No, Sono)という楽曲を発表するのですが、この曲のコーラス隊に日本人の子供が必要だったらしく、西田ひかるはコーラスに参加し発売されたアルバムの中でもしっかりと名前が紹介されているのです。ヽ(*’0’*)ツ
ちなみにこの『愛の園』は西城秀樹がシングルレコードとしてカバーしているので、曲を聴けば思い出すという日本人も多いかもしれません。

西田ひかるを世に知らしめた『鶴ちゃんのプッツン5』

西田ひかるの初期の活動で有名なものに『鶴ちゃんのプッツン5』の出演があります。
『鶴ちゃんのプッツン5』は土曜日の夕方に放送されていた片岡鶴太郎MCのバラエティ番組で、1986年10月4日から1992年9月26日まで放送されていました。
片岡鶴太郎は『オールナイトフジ』や『夕やけニャンニャン』を始め、『アイドルパンチ』、『ヤンヤン歌うスタジオ』などアイドルと絡みが多い番組でよく司会をしており、『鶴ちゃんのプッツン5』にも女性アイドルが多数出演しています。

この『鶴ちゃんのプッツン5』に、芳本美代子と代わって1988年5月からレギュラー出演したのが、西田ひかると石田ひかりという名前の構成がとても似ている2人で、番組内では2人のミニドラマのコーナー(愛の劇場→ルーとリーの愛の土曜劇場)もありました。
西田ひかるは石田ひかりが降板した後も番組に出演し続け、番組が終了する半年前の1992年3月までのおよそ4年間『鶴ちゃんのプッツン5』に出演を続けます。

80年代アイドルの優等生『石田ひかり』
石田ひかりプロフィール 生年月日 1972年5月25日 芸能界入り スカウト キャッチフレーズ - レコードデビュー 1987年5月21日(エメラルドの砂) 主要音楽祭受賞歴...
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アイドル冬の時代を逆行した唯一の存在

1980年代終盤から1990年代初頭にデビューしたアイドルは、1990年代に起こる“アイドル冬の時代”の影響でアイドル歌手として軒並み苦戦することになります。
中には、アイドル要素を捨ててアーティスト寄りに向かった工藤静香や、渡瀬麻紀のように完全に過去を捨て去りバンドのボーカルとして成功した人、あるいは女優業やバラエティなどに進出して人気を得た影響で歌手としても成功した人(酒井法子など)もいますが、いずれにせよ1990年代前半に正攻法でアイドル歌手の活動を続けて人気を得る人は皆無に等しい状況となっていました。
そんな時代の流れに逆行した唯一と言っていい存在が西田ひかるなのです。

西田ひかるが1980年代に出した6枚のシングルはオリコン最高順位40位止まりでしたが、1990年代に入り売り上げはどんどん良くなり、1991年8月7日発売の11thシングル『ときめいて』では自己最高の7位を記録します。
売り上げのピークは、1994年5月20日発売の16thシングル『きっと愛がある』や1995年3月17日発売の17thシングル『人生変えちゃう夏かもね』で、2曲共に18万枚を超えるスマッシュヒットとなっています。
この間、西田ひかるの楽曲は曲調や衣装もアイドル要素を全く捨てておらず、なぜかアイドル冬の時代と言われアイドル文化が廃れていく中、どんどん人気を上げていくのです。

当時の西田ひかるは、女優としてもゴールデンタイムの連続ドラマに主演したり、バラエティ番組のレギュラー出演を何本も務めるなどアイドルとして大活躍していました。

1990年代は、なぜアイドル冬の時代だったのか?
1990年代は“アイドル冬の時代”や“アイドル氷河期”と言われるアイドル文化が衰退していった時代です。 しかし、1980年代に大流行したアイドル文化が、なぜ1990年代に入った途端に衰退してしまったのでしょうか? 1980年...

西田ひかるのNHK紅白歌合戦出場回数

NHKで自身の冠番組(西田ひかるの痛快人間伝 -Dashing life story-)を持っていたこともあってか、西田ひかるはNHK紅白歌合戦に4回も出演しています。
この回数は、他のアーティストと比較して明らかに多い回数です。
同時期に活躍した田村英里子、観月ありさ、内田有紀などはNHK紅白歌合戦の出演経験がありませんし、酒井法子も1回しか出演していません。
正直言って、西田ひかる以上に歌手として活躍しているのに、NHK紅白歌合戦に出場していない人は山のように存在しています。

この異常なまでな紅白歌合戦の出演回数は、NHKで番組をしていただけではないでしょう。
帰国子女で上智大学卒業という高学歴に加え、非常に明朗快活な性格をしている西田ひかるは、NHKを見る層あるいはNHKに就職するような人が典型的に好むタイプなのだと思われます。
だからこそNHKで冠番組を任され、歌唱力が抜群に高いわけでもないのに、これだけのNHK紅白歌合戦出場回数を重ねたわけです。

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帰国子女としての西田ひかる

帰国子女の西田ひかるは、英語を話せるタレントとしても活躍していました。
英語の話せるアイドルと言えば早見優が有名ですが、西田ひかるは早見優と年齢もデビューも6年(6歳)の差があるので、英語を話せる女性アイドルという狭いジャンルの人が入れ替わるのにちょうどいいタイミングだったのかもしれません。
西田ひかると早見優は同じ大学(上智大学)の先輩後輩の関係で、早見優もNHK紅白歌合戦にライバルたちよりも多い3回の出演歴があるなど、共通点が多くなっています。

元祖帰国子女アイドル『早見優』
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その後の西田ひかる

その後、西田ひかるは2002年に結婚し、2006年8月に第一子、2009年10月に第二子を出産します。
こういった影響もあってか芸能活動は不活発になり、テレビで姿を見る機会はめっきり減ってしまいました。
ただ最近は子育てに一段落ついたのか、近藤真彦主演の舞台に出演するなど芸能活動を活発化させているようです。

私が好きな西田ひかる楽曲

私が1番好きな西田ひかるの楽曲は、

生きてるって素晴らしい

です。
この曲はオリコン24位止まりで総売上も4万枚に満たず決して売れてわけではありませんが、自身の冠番組である『西田ひかるの痛快人間伝 -Dashing life story-』というNHKの若者向け(重くない雰囲気の)ドキュメント番組の主題歌としてオープニングとエンディングの両方に使われていました。
私はこの番組が結構好きだったので、主題歌のほうもとても印象に残っているのです。
ちなみに、2回目の出場となったNHKの紅白歌合戦でもこの曲は披露されています。

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